「テニスの王子様」新作劇場版が決定！　2020年早春に公開「“テニプリ”を世界に持っていきたい」

　許斐剛さんの人気漫画『テニスの王子様』『新テニスの王子様』の新作となる劇場版「リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」が、2020年早春に公開されることが決定。12月22日に幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2019」のステージイベントで発表されました。

　『テニスの王子様』は、主人公で天才テニス少年の越前リョーマが、テニスを通して成長していく物語。1999年から2008年まで『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載され、2009年から第2シリーズ『新テニスの王子様』が『ジャンプスクエア』（集英社）で連載されており、2019年には連載開始から20周年を迎えます。

　ステージイベントには、原作者の許斐さんをはじめ、声優の皆川純子さん（越前リョーマ役）、置鮎龍太郎さん（手塚国光役）、近藤孝行さん（大石秀一郎役）、甲斐田ゆきさん（不二周助役）らが登壇。許斐さんは、劇場版タイトルを発表するとともに、公開時期について「オリンピックイヤーの幕開けとして、“テニプリ”を世界に持っていきたいです。世界に通じるコンテンツだということを知らしめたいと思います！」と呼びかけました。

　劇場版では、『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』間の空白の3か月に迫るエピソードが完全オリジナルで展開されるとのこと。制作総指揮も務める許斐さんは、直筆でもコメントを発表しており、「支えて下さった多くのファンの方々、一度でもテニプリで笑ってくれた方々、そして…テニプリを知らないアナタに20年分のハッピーを詰め込んだ、全く新しいエンターテイメントを映画という媒体を使って作らせて戴きました!!　それが『リョーマ！ The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』です!!　観た人すべてを幸せにしたいと思います」とファンの期待を高めています。