えげつない“埼玉ディス”で話題の漫画『翔んで埼玉』が、女優の二階堂ふみさん、歌手で俳優のGACKTさんのW主演で実写映画化することに際し、この度キャラクタービジュアルの全貌が明らかになりました。想像をはるかに超える完成度だ!
同作は『パタリロ!』で知られる魔夜峰央さんが1980年代に連載していたギャグ漫画で、2015年に宝島社から新装版として復刊すると約30年の時をへて爆発的大ヒットを記録。「埼玉から東京に行くには通行手形がいる!」「埼玉県民はそこらへんの草でも食わせておけ!」など、過激な埼玉いじり満載の内容を映画化してしまうことに、魔夜さんも「本当にいいんですか?」と困惑のコメントを寄せていました(関連記事)。
解禁されたキャラクタービジュアルは主要キャスト4人分。東京都知事の息子・壇ノ浦百美(だんのうらももみ)を演じる二階堂さんは初の男性役に挑戦し、金髪ボブカットで真っ白な衣装に身を包んだ王子様スタイル。百美が恋心を寄せるアメリカ帰り(埼玉出身)の転校生・麻実麗(あさみれい)役のGACKTさんは、実年齢より20歳以上若い高校生を演じており、紫色の長髪とたなびくマントがまるで貴族のような雰囲気を醸し出しています。漫画の世界観そのものすぎる。
そして、原作では“伝説の埼玉県民”として描かれるも、姿を見せることのなかった謎多き人物・埼玉デューク役の京本政樹さんは、白髪・白塗り・隈取風のメイクで歌舞伎役者のような風貌に。映画オリジナルキャラクターで、千葉に縁のある阿久津翔役の伊勢谷友介さんはハットとステッキを身に着け、東京都知事に仕える執事という役柄を表現しています。
また、各キャラクターのポスターには、「ダさいたま、くさいたま、田舎くさいたま、古くさいたま、アホくさいたま……」「これは…埼玉特有の熱病、サイタマラリヤ!」といった“埼玉ディス”セリフがコピーとして惜しみなく配置されています。これ……埼玉でも掲出しちゃうんですか?
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