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「イラッシャイマセ」「ドウゾ」 岡山県のお好み焼き店「真珠」で40年間働く接客“ロボット”がかわいい西日本豪雨復興応援特集

かわいくてついついいっぱい注文したくなる。

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 岡山県岡山市に40年前からロボットがウェイターとして働くお好み焼き店があるとの情報をキャッチ。現地にお邪魔して、接客してもらいました!

岡山県のお好み焼き店「真珠」で働くロボット

 岡山桃太郎空港から車で40分ほど行ったところにあるのがお好み焼き店「真珠」です。お昼ごろに到着すると、既に数組のお客さんが来店しており、店の中には活気があふれています。

 店内にはボックス席が並んでおり、中央にはレールが敷かれているのが特徴です。店員さんに案内されてメニューを選んでいると「イラッシャイマセ」という独特の声が聞こえてきました。

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 現れたのは、映画「スター・ウォーズ」に登場するアストロメク・ドロイド「R2-D2」に似たロボットで、レールを伝いお水を運んできてくれました。「NUMBER-ONE-ROBO」と書かれたそのロボは、東京ディズニーリゾートのグッズであろうミニーちゃんの帽子をちょこんとかぶっていて愛嬌があります。

 その後店員さんに「モダン焼き(900円)」と「豚玉(500円)」を注文するとまたロボがやってきました。今回はそれぞれの具材とマヨネーズなどを持ってきてくれたようで、「オマチドウサマ ドウゾオトリクダサイ」とのこと。ロボのトレーから具材を取ると、体をくるりとかえしてまた調理場へと戻っていきました。

 お好み焼きは関西風で、お客さん自身が調理するスタイル。壁に貼られた「お好み焼きのおいしい焼き方」に従って焼いていくと、モダン焼きと豚玉が焼きあがりました。

 お店の方に伺ったところ、ロボが働きだしたのは大体40年くらい前のこと。以来、ずーっと看板ウェイターとして働いているそうで、最近は「インターネットで見た」と県外からもお客さんが来るようになったそうです。取材中はおじいさんから幼稚園児ぐらいのお子さんまで、幅広い年代のお客さんが来店しており、ロボに「ありがとう」と声を掛けるなどすっかりなじんでいる様子でした。

 2018年7月に発生した西日本豪雨による深刻な被害を受けた岡山県は今、伊原木隆太県知事らがさまざまな取り組みを行っています。「岡山に観光に来てもらえることが復興につながる」とのことなので、ロボットが働く「真珠」を含めて色々な場所を訪れてみたいですね。

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真珠

住所:岡山県岡山市東区東平島87

営業:11:00から20:00

定休:第1、3月曜日

電話:086-297-2200

(※)祝日などでお休みが変わる場合があります。ご注意ください。

(Kikka)

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