FANZA「同人に関する統計調査2018」発表 “あのジャンル”が老若男女で圧倒的覇権
「日本……!」と話題になる結果。
FANZAは12月27日、「FANZA REPORT 2018 同人編」を発表しました。1年間で同人誌配信プラットフォーム「FANZA同人」を訪れたユーザー約1億4000万人の属性や人気ジャンルをまとめた調査です。男女別・年齢別・地域別全てのセグメントで、“あるジャンル”が1位を総なめする結果となりました。日本すごいわ……。
※以後、R18要素があります
調査対象は2017年10月1日から2018年9月30日。ユーザーの属性は、年齢層は25~34歳(33%)が最も多く、35~44歳(26%)、18~24歳(22%)と続きます。男性向けのイメージが強いプラットフォームですが、男女比率はおよそ74:26と、女性ユーザーも存在しています(筆者もそのひとりです)。
「FANZA同人」では1年間に約1万8000作品が配信されています。そんな中、閲覧数の多かったジャンルは――「寝取り・寝取られ(NTR)」! おとなもこども(※18歳以上)もおにーさんもおねーさんも、NTRに注目しているという結果になりました。
注目なのは、男女別で見た女性ランキングでも1位がNTRであるということ。「女装・男の娘」「催眠」「人妻」は、女性も男性もどちらもベスト5に並んでいます。一方、女性では6・7位にランクインしている「ゲイ」「ボーイズラブ」が男性ではトップ25に入っていないことや、男性では20位に入っている「ハーレム」が女性ではランク外な辺りは、男女差を感じられて面白いかもしれません。
日本人、みんなNTR好きなんじゃ~ん!……とNTR好きとしては言いたいところですが、もちろん「NTRは嫌いだから、この結果が複雑」と感じる方もいることでしょう(編集部では「ギャルが低いのが納得いかない」という声が上がっていました)。
FANZAをよく利用している方なら「わかる~」となると思うのですが、“推し作家”がいない場合、プラットフォームのトップページの「人気ランキング」を中心に閲覧することが多くありませんか? 鶏か卵かはわからないのですが、FANZAでは「NTR」「催眠」「人妻」ものが人気作品ランキング上位に入っていることが多く、より閲覧数が増え、さらにランキングに残る……というNTRサイクルが発生しているのかもしれません。
調査結果ページには、「35歳を境目に『母親』が上位に入ってくる」といった35歳好み変化説や、1週間&コミケ時のアクセス数変化、人気NTR同人作家「チンジャオ娘。」さんのコラムなども掲載されています。
12月29~31日はいよいよコミックマーケット95。参加する人もしない人も、NTR好きな人も好きじゃない人も、R18同人誌を買いまくる人も創作評論系を周りまくる人も、自分にとって最高の同人誌が手に入りますように……。それだけが私の望みです。
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