連載

【オタ母あるある漫画】正月休みの夢と現実

休みで推しが待ってる……!

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 2児のワーキングマザーのフミエさん(33歳)は、“推しを愛する女”としての顔(推し活ネームは「カーマイン」)も持ち合わせています。でも家族にはオタとしての顔はナイショ。毎日は仕事と家庭でやるべきことに追われていますが、仕事を(むりやり)納めたお正月休みは、フミエさんにとって推しを堪能できる貴重な日々です。

 仕事納めの日は、“やりたいこと”で頭がいっぱい。「撮りためた動画を見まくる!」「推しフォルダを整理するぞ……」「イベントで手に入れた本を読みあさる」などなど、次から次へと推し活でのやりたいことが出てきます。よ~し、この年末年始は思いっきり推しを堪能するぞー!!!!

 ……と、言いたいのはやまやまなのですが……。仕事がないといっても、年末年始は家庭も多忙な時期。大掃除に(保育園or幼稚園or学校から解き放たれた)子どもたちの世話、そして年始には実家×2へのあいさつ回り……。

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 暇な時間がないわけでもないんです。紅白歌合戦や駅伝を見ている時間は、なんとなくぼんやりのんびりヒマ~な雰囲気が漂ったりもするもの。ただ、親戚やまだ小さい子供の前で堂々とオタ活にいそしむのはなかなか難しいです。結果として、オタ活動は家族が寝てからになりがち。深夜に推しが出演している円盤を見るのは幸せ、でも眠い……。

 そんなこんなで、フミエさんの正月休みはあっという間に終わりに近づいていきました。推し活三昧の“夢”とは裏腹に、“現実”はガムシャラに来ます。正月中にこなしておきたかったオタ活は、目標の3分の1でもできればいいほう。もっと言えば毎日が睡眠不足。また次の休みへと希望を託して、フミエさんは仕事始めに向けて泣く泣く気持ちを切り替えていくのでした。

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