ニュース

「人に甘えるってどうやるんだっけ……」 疲れたOLを猫耳ちゃんが癒やそうとする不思議な漫画に癒される人続出(1/2 ページ)

キミと一緒だと笑顔になれる。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 なんだかお願いするのは悪い気がする、自分でやった方が早い、自分がやらなくては……理由は違えど、人に頼ったり甘えたりするのが苦手な人っているものですよね。でも「甘える」って、ステキなことなのかもしれません。漫画家の足袋はなお(@wooden_clogss)さんが「お疲れOLを癒したい猫耳ちゃんの話」としてTwitterで公開した漫画に3万件以上のいいねが集まり、人気になっています。

甘え方が分からない主人公なっちゃん

 主人公のなっちゃんが子どもの頃、旅館を営むおじいちゃんが骨董市から招き猫のようなものを買ってきます。顔のない招き猫に、ニッコリ笑顔の絵を描いたなっちゃん。なんでもこの招き猫に顔を描くと、持ち主もその顔の通り(笑顔)になるといういわくつきらしいのです。なっちゃんはじーちゃんもばーちゃんもこの旅館に来る人もみんなが笑ってくれるように、とその招き猫のようなものを旅館の玄関に飾ります。

おじいちゃんが骨董屋で買ってきた不思議な置物?
ニッコリした顔を書き入れたなっちゃん
この招き猫に描き入れた顔と同じことが持ち主にも起こるらしい

 15年後、大人になり就職したなっちゃんは、おじいちゃんが亡くなって廃業した旅館に「タダだから」という理由で住むことになりました。大掃除をしていると、納屋であの招き猫を見つけます。慣れない都会での新生活、友人もできないまま……そんな日々を送っていた彼女は、飲みながら招き猫相手にうまく人に頼れないことを愚痴ります。

もっと誰かに頼れたら何かが変わっていたのかな

 人への甘え方が分からない……そんななっちゃんのもとに現れたのは猫耳の女の子。なんとあの招き猫だというのです。

招き猫が温かいものに変身!?
この子は招き猫

 落ち込んでいるなっちゃんに昔のように笑顔になってほしいという猫耳ちゃん。「なっちゃんがニコニコできるならなんでもしたい」と言ってくれますが、「私には必要ないかな」「自分の力で解決しなきゃ」と拒んでしまいます。その言葉を聞いて、出て行ってしまう猫耳ちゃん。

 罪悪感にさいなまれながら仕事に出掛けたなっちゃん。そのせいで仕事は大変なことになってしまいますが……猫耳ちゃんのことを思い出し、手をさしのべてくれた同僚に頼ることができました。

なっちゃんが人を頼れるようになった!

 行く当てもなく戻ってきた猫耳ちゃんを迎え入れるなっちゃん。迷惑をかけたとボロボロ涙をこぼして謝る猫耳ちゃんに、「人に甘えるのは全部悪いこと」だと勘違いしていたこと、甘えられてのはうれしかったことを告げます。猫耳ちゃんは「ニケ」(毛色が2色なので)という名前をもらい、2人のニコニコな暮らしが始まるのでした。

キミと一緒だと笑顔になれる

 不思議な出会いがこれまでの価値観をガラッと変える――じーんと来るお話です。2人の関係性や猫耳ちゃんのかわいらしさにも癒されます! 漫画を読んだ読者からは「人に甘えるのが下手なので親近感がある」「癒される」「暖かくて、ほっこりするような漫画」などの感想が寄せられています。

 この漫画『佐本家のニケ』はアプリ漫画誌「少年ジャンプ+」で読むことができます。作者の足袋はなおさんは、同誌で『とけだせ!みぞれちゃん』という、溶けまくる雪女が夏に挑むコメディー漫画を連載中です。癒されたい人はチェックしてみるとよいでしょう。コミックス1巻が2月4日に発売されます。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  2. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  3. 「ほ、本人……?」 日本に“寒い国”から飛行機到着→降りてきた“超人気者”に「そんなことあるw?」「衝撃の移動手段」の声
  4. 才賀紀左衛門、娘とのディズニーシー訪問に“見知らぬ女性の影” 同伴シーンに「家族を大切にしてくれない人とは仲良くできない」
  5. 【今日の難読漢字】「誰何」←何と読む?
  6. 「今やらないと春に大後悔します」 凶悪な雑草“チガヤ”の大繁殖を阻止する、知らないと困る対策法に注目が集まる
  7. 武豊騎手が2024年に「武豊駅に来た」→実は35年前「歴史に残る」“意外な繋がり”が…… 街を訪問し懐古
  8. 大谷翔平、“有名日本人シェフ”とのショット 上目遣いの愛犬デコピンも…… 「びっくりした!!」「嬉しすぎる」
  9. ハローマックのガチャに挑戦! →“とんでもない偏り”に同情の声 「かわいそう」「人の心とかないんか」
  10. 「口座や住居が……」 坂口杏里、SNSで“重要個人情報を垂れ流し” 「かなりまずい状態」「大丈夫じゃなさそう」心配の声