百合好きによる百合好きのための百合教本　『百合ドリル』に「応用編」「難問編」登場

　女性同士の友情や愛情を描いた百合作品について楽しみながら学べる『百合ドリル』シリーズに、新たに「応用編」「難問編」が登場。2月27日に2冊同時発売されました。

　「『○○の百合』を表現せよ」というお題に対して、参加作家が1ページの漫画やイラストで解答していくドリル形式の“百合教本”。百合コメディ漫画『明るい記憶喪失』を『月刊コミックキューン』で連載中の奥たまむしさんが考案し、2018年3月に発売された第1弾『百合ドリル』は即重版となるなど話題になりました。

　「応用編」は、前回と同じくお題に対して1ページ漫画で解答したうえで、さらにそれを応用して短編漫画で解答していくという形式になっており、「幼なじみ百合」「姉妹百合」などさまざまなお題を収録。総勢16人が参加し、設問は作家ごとに異なるものが用意されます。

　「難問編」は、「いけないとわかっているけど…な百合」や「後世に残したい尊き百合」など設問がより高難度となっており、こちらも多彩な全11問を収録。こちらは考案者・奥たまむしさん含む総勢28人が参加します。ちなみにどちらも表紙は『ふたりべや』（幻冬舎）の作者で人気イラストレーターの雪子さんが担当。またそれぞれの収録作品には“各作家の表現した意図”といった百合好き・作家のファンにとって嬉しい内容も掲載されます。

　価格は『百合ドリル 応用編』『百合ドリル 難問編』ともに650円（税別）です。

『百合ドリル 応用編』サンプルページ

『百合ドリル 難問編』サンプルページ