「なぁ、女の子同士って…いいよな…」――男子高校生4人が百合の良さを淡々と語り合っていたはずが、一転して血なまぐさい展開になる漫画が「わかる」「しょうがない」と多くの賛同を得ています。これは許されざる言動。
冒頭のせりふをきっかけに、女性同士の友情や愛情を表現した「百合」について語り始める男子高校生たち。「この前、美少女2人が手をつないで歩いてるの見て、思わず近所の神社の賽銭箱に10万円投げ入れたよ」や、「1930年代のドイツに『桜トリック(※)』が発行されてたら、第二次世界大戦はなかったのに…」という名言(?)が飛び出し、さらに尊すぎて自然と涙があふれると話します。これはなかなかの百合好きとみた。
※『桜Trick』……キスをテーマに女の子同士の楽しくも切ない青春を描いた学園百合漫画
しかしそんな流れの中、話のきっかけを作った1人の男子が語り出したのは、「自分たちの世界に入り込んでる百合っプルの間に割って入って……(※中略)……男には敵わないってわからせるのがたまらない訳な」という、その場の空気からするととんでもなく地雷(タブー)な内容。そして彼はその言葉を遺言に、放課後校内でぶっ倒れている姿で発見されたという。これは死刑に処されても仕方がない……。
投稿したのは『週刊少年チャンピオン』で幕末ファンタジー漫画『アカトラ』を連載していた、漫画家の齋藤勁吾(@saitou1218)さん。コメントでは「百合に男が入ると百合ではなくなるから」と、「当然の報い」「これは大罪」の声が寄せられ、中には「高度な自殺すぎる」といった声も。一方で前半の3人による語らいの内容には共感の声が上がり、「空間ごと良い匂いしそう」というせりふにも「わかる」の声が寄せられています。
なお、もし処された男子と同じ嗜好の場合は、“女の子同士”や“百合”というワードは出さない方が身のためです。でないと同じような姿で後日発見されるのは間違いないでしょう。
画像提供:齋藤勁吾(@saitou1218)さん
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