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「ここ10年以内に発売された革新的なゲームは何か」議論が盛り上がる 候補に「デモンズソウル」「マイクラ」など

はてな匿名ダイアリーのエントリーが発端。賛意や異論が入り交じるなか、各々が推しのゲームを挙げています。

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 はてな匿名ダイアリーのエントリー「ここ10年以内に発売された革新的なゲーム」がきっかけで、そのタイトルにふさわしい作品は何かと、議論が盛り上がっています。

発端のエントリー

 投稿主は「確実に入るタイトル」として、「デモンズソウル」と「マインクラフト」「PlayerUnknown's Battlegrounds(PUBG)」の3タイトルを挙げ、これらに続く候補として「League of Legends」や「The Elder Scrolls V: Skyrim」などを列記しました。「革新的」の意味を広く捉えているようで、「ジャンルを確立させるきっかけとなった人気作」や、「既存ジャンルの中で生まれた新機軸や完成形」も対象として評価しています。挙がったタイトルと、投稿主の推薦理由は以下の通り。

  • Demon's Souls(デモンズソウル):「死にゲー」の流行を生んだ(※)
  • Minecraft(マインクラフト):ボクセルゲーム(表現)の流行を生んだ
  • PlayerUnknown's Battlegrounds(PUBG):バトルロワイヤルゲームの流行を生んだ
  • League of Legends(リーグ・オブ・レジェンズ):MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)流行の立役者。投稿主は「Dota」の名も、10年以上前の対象外作品ながら元祖MOBAとして挙げている
  • Angry Birds(アングリーバード):スマホの黎明(れいめい)期に流行した
  • The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム):オープンワールドゲームの、1つの完成形
  • パズル&ドラゴンズ:日本におけるスマホゲームの代名詞
  • Clash of Clans(クラッシュ・オブ・クラン):スマホ向けストラテジーゲームの中で、「クラクラ系」と呼ばれるジャンルとして確立した
  • Ingress(イングレス):初めて成功した位置情報ゲーム
  • スプラトゥーン:TPSという日本ではまだプレイ人口の少ないジャンルに、多くの初心者を取り込んだ点を評価
  • ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド:オープンワールドRPGのもうひとつの完成形

※2009年2月5日発売のため、厳密には「ここ10年以内の発売」ではない

デモンズソウルは、厳しくとも再挑戦したくなる絶妙な難易度設定や、意識せずとも他のプレイヤーとつながるオンライン機能が評価されたアクションRPG。海外でも多くのフォロワーを生み、単に難易度が高いだけの作品すら「ソウルライク」と呼ばれることがあるのだとか(参考:AUTOMATON/画像はAmazon.co.jpより)
「ブロックを自由に積んで建築や世界そのものの構築を楽しめるゲーム」の代名詞となったマインクラフト。昨今のインディーゲームブームの火付け役でもあります(画像はAmazon.co.jpより)
2017年に流行し、「バトロワゲーム」を定着させたPUBG。「DayZ: Battle Royale」や「H1Z1」といった先例はありますが、いずれも制作のトップはPUBGと同じ、PlayerunknownことBrendan Greene氏(画像はAmazon.co.jpより)

 同エントリーははてなブックマークで大きな注目を集め、コメントも多数寄せられました。賛意もみられますが、「革新的」の定義があいまいなこともあって異論も多い様子。「ここ10年以内」の制約で「Dota」などジャンルの始祖が入らないことや、「スカイリム」と「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド」の「オープンワールドの完成形」という評価基準が、「『革新的』と両立しない」といった指摘が多いようです。

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 推しのキャラクターとリアルタイムで一緒に過ごせる「ラブプラス」や、謎の流行ジャンル「クリッカー」を生んだ「クッキークリッカー」、段ボール工作でコントローラーを作るところから遊びが始まる「ニンテンドーラボ」など、他の候補を挙げる人も続々。何をもって「革新的」とするかは人それぞれで、結論は出そうにありませんが、近年に生まれた作品やアイデアを回顧できる点で有意義なエントリーといえるでしょう。

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