コラム

小中学校へ携帯電話持ち込み、10年で「原則禁止→解禁」の大転換 ネット上は解禁反対派が6割(2/2 ページ)

どうして真逆の対応に?

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ネット上では「持ち込み反対派」が優勢

 Twitterのツイート分析サービスを使い、小中学校への携帯電話持ち込みに対する反応を調べてみたところ、ネガティブな反応が6割という結果に。やはり悪口を書いたり、盗撮したりといった悪用を懸念する声が現れているようです。また、「いざ災害が起こったときには回線がパンクして使い物にならないのでは」と緊急時の有用性に疑いを持つ人も。


期間:2019/02/20~2019/03/11(Social Insight 調べ)

「小中学校スマホ禁止見直し」のネガティブなツイート

気になるのはやはり「不適切な利用を防止できるかどうか」
「小中学生専用スマホがあればよい」という声も

「小中学校スマホ禁止見直し」のポジティブなツイート

「教師の負担が増えないなら」という条件付きで賛成?

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 ちなみに、大阪府が「持ち込み原則禁止」の方針を打ち出した2008年、同府在住の保護者を対象としたあるアンケート調査でも、持ち込み反対派が約7割で、「学校内では必要ない」「授業・勉強の妨げになる」といった意見が多数。対して、持ち込み賛成派からは「学校まで距離があるから心配」「子どもの安全のため」などの声があったといいます。

 ここ10年のあいだで携帯電話は大きく進化しましたが、それを巡る問題の構図はあまり変わっていないのかもしれません。

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