【漫画】お父さん「その人好きになってきたわ……」　娘の結婚したい男のステキな気遣いにお父さんも納得

　「結婚したい人がいる」と告げる娘に、相手はどんな人かと問う父。気遣いができる相手の人柄を聞くうち、お父さんの態度がだんだん変わっていくほのぼの漫画が話題です。職場の環境をさりげなく整えてくれる人ってステキですよね。

　ある日、娘に結婚したい人がいると言われたお父さん。「何ィ!?　父さん聞いてないぞ!!」とプンプン。「どんな奴だ!!?」と矢継ぎ早に質問します。娘さんは彼は看護師で、優しい人だと答えますが、それで満足しないお父さんは具体的な説明を求めます。

　「詰め所にホールケーキやバームクーヘンがあったら…日勤と夜勤分を考慮して切り分ける人よ」とかなり具体的に彼のいいところを伝える娘。お父さんは「悪い奴じゃなさそうだな」とちょっと安心した様子。

　続けて「数人が注文したお弁当の代金をまとめてお札にかえておいてくれる」「電子カルテの放置されたコンセントもちゃんと接続して充電してくれる」「詰め所の古い貼り紙を片付けてくれる」など、まるで気遣いの塊のようなステキな彼像を聞いて、「悪い奴ではなさそうだな」と、お父さんの態度もだんだん柔らかくなっていきます。ここまで配慮できる人なら間違いない！

　お父さんは一通り相手の彼のことを聞き「ちょっと…お父さん…すでにその人のこと好きになって来たわ…」と、まだ見ぬ娘の彼に恋してしまったようです。聞いている限り彼は完璧。

　職場の環境に気配りできる彼だけでなく、娘さんも彼のいいところをこんなにもよく見ているのが最高。細やかな心遣いは看護師の詰め所に限らず、他の仕事でもとても重要なことで素晴らしいことですね！　お父さんと娘さんの会話がテンポよいのも楽しい。

　この漫画を読んだ読者からは「私もその人好きになってきた」「結婚相手はよい人間違いない」と彼に好感を持つ声や、結婚相手も娘さんもステキという感想、お父さんのかわいらしさに注目するコメントが届いています。

　作者は、新人看護師さんを応援する漫画を公開している中山有香里さん。「ズルカン（ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術）」シリーズの2冊目「悲しいくらい人に聞けない看護技術: ズルカン2年生」が2月12日に発売されています。

画像提供：ズルカン公式Twitter（@zurukan2018）さん