子どもを夢中にさせる「プラレール」レイアウトの作り方 「Uターン」「デルタ線」で永遠に見ていられるレイアウトが簡単に作れる:パパとママのためのプラレール構築術(3)(2/2 ページ)
「プラレール」をもっと楽しめるように、ガチ勢が教える「パパとママのためのプラレール構築術」第3回。
3方向に分岐する「デルタ線」を使ったリバース線の作り方も
続いて「デルタ線」を使う方法も紹介しておきましょう。
デルタ線とは、ポイントレール3つを向かい合せにつないで、「どのルートから来ても、残り2ルートに分岐できる」というおもしろいつなぎ方です。リバース線に組み込むことができるので、しばらくぐるぐる回ってから、他のルートへ走り出していく……なんていうこともできますね。
このデルタ線に使用した8の字ポイントは、開いた側のジョイントが片側は「凸」、もう片側は「凹」になっているので、1/4レールが無くても問題なく作れます。ポイントレールが手元にあれば、新たに買い足す必要がないという点はメリットと言えそうです。
十字にクロスする「交差ポイントレール」の作り方
今回はさらにもう1つ。直線レールを直角に交差させた形をした「交差ポイントレール」を使ったレイアウト作りを紹介します。
交差ポイントレールは4方向に対応した使い勝手の良いポイントレールですが、そのままでは少々扱いづらいので、それぞれ1/2レールをつないで使うのが一般的。こうすることで縦横それぞれ直線2本分になり、交差は直線2本のジョイント位置になります。
下準備の終わった交差ポイントを使って、シンプルな8の字型のレイアウトを作ってみましょう。
ここでも注意してほしいのはジョイントの向き。交差ポイントを設置する向きを90度変えると、ポイントの向きも変わるので、必要に応じて1/4レールを使って向きを揃えてあげましょう。
この交差ポイントレールを使った8の字型に、先ほど紹介したデルタ線を組み合わせてみました。さらに高架線を作って、8の字型の一部に重ねてみました。
ポイントの向きに気を付ければ、こういったルートもリバース線にすることができます。このルートを通って帰ってくると、元と電車の向きが変わるのです。
さらにリバース線も加えて、より複雑なレイアウトも作れるようになっています。
こうして出来上がったのが、冒頭で我が家の息子氏が夢中になっていたレイアウトです。
ポイントを切り替えると、電車の走るルートがどんどん変わり、いつのまにか走る向きも変わっていきます。駅から出発して逆向きに駅に帰ってくるなど、迷路のように走らせ方を考えて遊ぶと面白いと思います。
慣れてきたら、2本同時に走らせるのも挑戦してみましょう。気を付けないとすぐに衝突しちゃいますが、ハラハラしながら親子で見守りながら走らせるのも楽しいですよ!
(空転)
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