東京都の地下を複雑に入り組んで走る「東京メトロ」「都営地下鉄」の全13路線を、タカラトミーの人気玩具「プラレール」で再現したという巨大レイアウトが披露され、ネット上で注目を集めています。
制作したのは、プラレールでJR山手線を完全再現したぺたぞうさん(@pettanesa)、横浜駅などの“ダンジョン駅”を再現したプラレールの宿の松岡さん(@plarail_bot)、巨大レイアウトを盛り上げる“ギミック担当”だという黒坂あくるさん(@akurukun)。
アメコミヒーローのドリームチーム「アベンジャーズ」のような、プラレールのガチ勢たちによる合同チームで作り上げられました。
東京メトロと都営地下鉄の路線図を立体的に表現したカプセルトイ「東京地下鉄立体路線図」なども昨年話題となりましたが、高低差のある多数の路線が交差する東京の地下鉄を再現するのは簡単なことではありません。
しかし、そこは歴戦の猛者たち。長年の経験と深い知識でパーツの組み合わせていき、数々の難関をクリアして全路線・全駅を見事に再現しました。
線路だけでも壮観ですが、沿線にはパズルブロック「LaQ」で作られた巨大なスカイツリーや国会議事堂などが並び、ジオラマのような楽しさも演出。こういったこだわりも、彼らがガチ勢として最前線で活躍できる要因なのでしょう。
このプラレールで再現された東京メトロ全駅のレイアウトは、埼玉県さいたま市にある施設「プラザノース」にて2019年1月12日から14日にかけて一般公開され、最終日は全路線を子どもたちが遊べるように開放していたそうです。お家では絶対作れない巨大レイアウトで遊ぶプラレール、子どもたちにとって最高の思い出になったことでしょう。うらやましい……!
企画に参加したぺたぞうさんに話を聞くと、これまでもこういったプラレールの巨大レイアウトを制作・展示する活動は各所で行っており、今後も興味を持った施設や団体から依頼があれば、チャレンジしていきたいと語ってくれました。
画像提供:ぺたぞうさん、kokutetu103さん
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