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ミュージカル「レ・ミゼラブル」、公式が転売席一覧を公開 当日に本人確認を実施
高額でやりとりされていました。
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東宝は4月3日、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の入場券を転売により入手した客の入場を断る場合があると発表。公式サイトには転売が確認できたという各公演の座席一覧も公開され、当該の入場券を持った入場者に本人確認を行うことも告知しました。
転売された可能性のある席として公開されたのは36席分。東宝は転売を確認した座席券を持った客に、正規窓口の購入者と同一人物かを確認し、本人でないと確認できた場合は入場を断る場合があるとのこと。チケットはオークションサイトやフリマアプリなどで高額でやりとりされていました。
合わせて公式サイトでは、やむを得ない事情により観劇できなくなった場合には、定価以下でのリセールが可能なサービス「チケトレ」「おけぴネット」の利用を勧めています。
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