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時計の中に小さなスチームパンクの世界 緻密でエキサイティングなミニチュアアート

独特の世界観があり、物語の中をのぞき込んでいるかのようです。

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 懐中時計やガラス容器などの中に作られたミニチュアアートが海外で人気を集めています。ロボットや歯車をモチーフにしたものが多く、独特のデザインと作品の緻密さによって、物語の世界をのぞき込んでいるかのような仕上がりになっています。


懐中時計の中にロボットと人が……

 これらの作品を制作したのは、GREGORY GROZOSさん。アテネ大学芸術学科を卒業し、現在はトルコの南にあるキプロスという島国で活動しています。数年前からミニチュア作品を手がけており、Facebook自身のWebサイトで作品を公開しています。


木の下で本を読み聞かせる女性と、子供たち

裏には懐中時計の刻印があります

 彼の作品には、懐中時計を入れ物として利用したものがいくつかあります。外側の時計部分は、本物の古い時計を流用しているようです。

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懐中時計だけでなく、腕時計も

歯車の羽ばたき飛行機械

ロボット達と技師がいます

ボトルの中に妖精が……

1ユーロセント(直径16.25mm)と並んでいます

今にも動きだしそうです

サイバーパンクになったデアーク・フェレンツ(コイン直径32mm)

 作品の入れ物になっているのは、時計だけでなく、ガラスの容器に入った作品や木枠のみのものなどさまざまです。中には、ハンガリーの政治家デアーク・フェレンツの記念コインをもとにしたものも。フィレンツに怪しげな装飾が施され、すっかりスチームパンクになっています。

 GREGORY GROZOSさんはEtsyのショップで作品を販売しています。価格は、おそらくかかっている手間からするとリーズナブルな設定だと思われますので、興味のある方はチェックしてみてください。

画像提供:GREGORY GROZOSさん



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