ニュース

ヒロアカが初の2.5次元舞台に! 「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageはファン納得の完成度

シリーズ化しないかなあ。

advertisement

 集英社『週刊少年ジャンプ』で連載中の漫画『僕のヒーローアカデミア』(作者:堀越耕平さん)の初となる舞台作品「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage」(ヒロステ)が4月12日、東京の「天王洲 銀河劇場」で開幕しました。


左から演出家の元吉庸泰さん、猪野広樹さん(飯田天哉役)、小林亮太さん(爆豪勝己役)、田村心さん(緑谷出久役)、岩永洋昭さん(オールマイト マッスルフォーム役)、竹内夢さん(麗日お茶子役)、北村諒さん(轟焦凍役)

 総人口の約8割が“個性”と呼ばれる超常能力を持つようになった世界で、事故や災害、そして“個性”を悪用する敵(ヴィラン)から人々を守る「ヒーロー」は若者たちにとって憧れの職業。“個性”を持たない“無個性”の主人公である緑谷出久が、ヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、一人前のヒーローに成長していく姿が描かれます。

 舞台では、出久と爆豪がヴィランに襲われるシーンから、憧れのヒーローであるオールマイトとの出会い、雄英高校を強襲する死柄木弔らとの戦いなど、原作の流れに沿った物語が展開。原作そっくりに作られたヒーロースーツやアニメ版に寄せたかのような違和感のない声色、映像などによる“個性”の表現、それぞれのキャラクターの“らしい”動き(例:青山優雅が常にキメ顔、峰田実が隙あらば女性キャラに触ろうとするetc)など、ファンも納得のハイクオリティーな舞台となっていました。この記事では、囲み取材とゲネプロの様子を写真と映像でお届けします。

advertisement

 また囲み取材時には、「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage 後夜祭 ~平成最後の日を飾れ~」と題したイベントの情報も発表。大阪公演の千秋楽の翌日である4月30日に、大阪の森ノ宮ピロティホールにて、キャストとともにヒロステを振り返るトークショーを実施するとのことで、舞台を見た人にとって必見のイベントとなりそうです(詳細は記事末に掲載)。

ゲネプロ映像&写真


ヴィランに襲われる爆豪

表情が強い

青山優雅が青山優雅すぎる

ヤオヨロッパイ

梅雨ちゃん役の野口真緒さんは、特徴的なケロケロ声まで再現

うェ~い……

体力テストでの出久

相澤先生の登場シーン

やるときはやる

2次元から出てきました?

非常口飯田

死柄木弔のおどろおどろしさよ……

囲み取材コメント

田村心さん(緑谷出久役) 初演ということで今日が「ヒロステ」にとって伝説の日になればいいなと思います。2.5次元作品はたくさんありますが、ヒロステが2.5次元を代表する作品になればいいなと思っています。いえ、します!

 原作のヒロアカがもつ独特な世界観や“個性”などを、生の舞台でどう表現するか。元吉さんをはじめ僕たちキャスト、スタッフみんな「ヒロアカ」が大好きなメンバーで作ってきました。ぜひ注目してください。

小林亮太さん(爆豪勝己役) 今日からはじまるヒロステ。約1カ月の稽古期間、全力で作ってきたつもりです。全てのお客さまに楽しんで笑顔で帰っていただける作品になっていると思います。出演者が多く、舞台上のいろいろなところに見どころがつまったシーンがたくさんあります。個人的にはデクとかっちゃんの気持ちを、稽古中に心君とたくさん話して作ってきたのでそこも注目していただきたいなと思います。歌もありますが、ミュージカルともまた違ったヒロステ、「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage になっていたらいいなと思います。

竹内夢さん(麗日お茶子役) 長いようであっという間だった稽古期間も終わり、本当にたくさんの人に支えられて今日という日を迎えることができました。見てくださるお客さまがどんな反応をしてくださるのか、今からとても楽しみです。これから毎公演、命をそそいでお茶子を演じきりたいと思います。

advertisement

 見どころは衣装かなと思います。生地もこだわって選んでいただきましたし、細かいところまで再現されているので、ぜひそこを見ていただきたいなと思います。

猪野広樹さん(飯田天哉役) 無事に初日を迎えることができました。本当にやることがたくさんあって、長いようで短い稽古期間でした。カンパニーとして出せる最高のヒロステができ上がったので、後はお客さまと一緒に、もう一つ上のステージを目指して”Plus Ultra”の精神でいきたいと思います。

 幕が開いた瞬間に皆さんはヒロステの虜になっていると思います。本当にド派手な作品ですが、その中でそれぞれの役者が繊細さを忘れず作品を作ってきたので、この先はお客さまも一緒にヒロステという作品を作っていただけたら。

北村諒さん(轟焦凍役) 最後までケガなく皆さまにヒーローをお届けできたらなと思います。ヒロアカはオールマイトから始まって、デクと爆豪を中心に周りが影響を受けたり、どんどん巻き込まれていきますが、ヒロステでもそこが見どころになっているのかなと思います。作中を通してデクと爆豪から皆が影響を受けたりする瞬間がちりばめられていますので、ぜひそのあたりにも注目していただきたい。

岩永洋昭さん(オールマイト マッスルフォーム役) 早く皆さまにこの作品をお届けしたくて仕方ありません。全てにおいて”Plus Ultra”でいきたいと思います。見どころではないところがないくらい、ふんだんに見どころがあります。間違いなく目を離すことなく、最後まで楽しんでいただける作品になっていると思います。よろしくね!!

advertisement

元吉庸泰さん(演出) 1年以上の準備期間を経て、やっと皆さまにご覧いただけると思うと本当に光栄です。1番の見どころは俳優だと思います。いろいろなアイデアを出し合いながら一緒にこの作品を戦ってきた誇り高い俳優たちをみていただきたいと思います。

 そして、もう一つ、今回歌があります。それも心情を吐露するような歌ではなく、われわれがわれわれであるために、自らが世界を鼓舞するような歌になっています。それを全員で歌い上げるシーンにもご注目ください。

舞台情報

会場

<東京>2019年4月12日(金)~4月21日(日)天王洲 銀河劇場

<大阪>2019年4月26日(金)~4月29日(月・祝)サンケイホールブリーゼ

キャスト

田村心(緑谷出久)/小林亮太(爆豪勝己)、竹内夢(麗日お茶子)、猪野広樹(飯田天哉)、北村諒(轟焦凍)/野口真緒(蛙吹梅雨)、田中尚輝(切島鋭児郎)、佐藤祐吾(上鳴電気)、橋本真一(青山優雅)、山崎紗彩(八百万百、崎はたつさき)、奥井那我人(峰田実)、松原凛(常闇踏陰)、馬場莉乃(発目明)、松川大祐(心操人使)/雷太(死柄木弔)/瀬戸祐介(イレイザー・ヘッド)、岡本悠紀(プレゼント・マイク)、上田悠介(エンデヴァー)/林剛史(オールマイト トゥルーフォーム)、岩永洋昭(オールマイト マッスルフォーム)

スタッフ

原作:堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)

演出:元吉庸泰

脚本:西森英行

音楽:和田俊輔

振付:梅棒

「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 後夜祭 ~平成最後の日を飾れ~

開催日・会場

開催日:2019年4月30日(火・休)

<昼公演>14時開演

<夜公演>17時開演

会場:森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)

出演者:田村心、小林亮太、北村諒、佐藤祐吾、岩永洋昭

チケット料金:4000円(全席指定・税込)

チケット発売日:2019年4月18日(木)12時

チケット取り扱い:e+(イープラス)

(C)堀越耕平/集英社・「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stage 製作委員会

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  5. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  6. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  10. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】