ニュース

米ディズニーランドに「スター・ウォーズ」エリアがやってくる フォース渦巻く世界に没入せよ遠い昔、はるか銀河の“辺境”で――(2/2 ページ)

ミレニアム・ファルコン号を操縦するアトラクションも!

advertisement
前のページへ |       

レジスタンスとしてファースト・オーダーと戦え! 2019年末には新たなアトラクションも登場

 そしてもう1つのアトラクションは、ファースト・オーダーの巨大な戦艦、スター・デストロイヤーに潜り込み、レジスタンスの一員としてAT-ATやファースト・オーダー・トルーパーとのバトルを繰り広げる「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」(Star Wars: Rise of the Resistance)です。

スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス

スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンスはAT-ATとのバトルも体験できる?

 舞台となる街、ブラック・スパイアの一角にはうっそうと茂る森が存在します。実はファースト・オーダーの目を盗み、その奥にひっそりとレジスタンスの基地が存在するのです。レジスタンスの命を受け、ゲストは宇宙船に乗り込み、スター・デストロイヤーに忍び込むのですが……。このアトラクションは世界のディズニーパークにおいても最大級の大きさとなる予定で、没入感あふれるアトラクションになるのではないかと考えています。スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンスのオープンは少々遅れ、2019年末の予定です。

レストランもショップも、スター・ウォーズ世界を忠実に再現

 スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジでは、あの世界のメニューやグッズも楽しめます。レストラン「オーガのカンティーナ」をはじめ、計5つのレストランが存在し、その中にはエピソード4でルークが飲んでいた、あの「ブルーミルク」が飲めるミルクスタンドもあるとか。

advertisement

「オーガのカンティーナ」の内部イメージ、左奥に見覚えのあるドロイドが……? (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

みんなだいすきブルーミルクも飲めるんです (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 もちろん、オリジナルグッズもたくさん登場。自分のオリジナルドロイドを作ったり、ライトセーバーを組み立てられるショップも。


スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジでは、ジェダイのスタイルを身にまとうこともできます (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

ドロイドを作ってお土産にしましょう (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

自分に合ったライトセーバーを手にしたら、あなたもジェダイだ (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.
ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」で発表されたグッズ映像

 そして注目なのは、もう1つのドリンクです。銀河の辺境でもコカ・コーラが飲めるようになります。そのボトルはバトゥーオリジナル。ブルーミルクを超えることができるでしょうか。

コカ・コーラと提携し、バトゥーでもおなじみのドリンクが飲めるように

新惑星「バトゥー」、皆さんも行ったことがあるかも?

 今回の新エリアの舞台は、惑星バトゥー。これまでスター・ウォーズの作品では登場しない、オリジナルの惑星が追加されました。これはスカイウォーカー一族をはじめとする映画の主人公のストーリーではなく、ここに来場するゲストのためのストーリーを用意したい、というディズニーの思いが込められています。

 実はこの惑星、我々のもっとも身近なスター・ウォーズ世界、東京ディズニーランドの「スター・ツアーズ」で既に登場していたりします(関連記事)。意外なつながりについては以前の記事でも解説しましたので、興味を持った方はぜひご一読ください。

 実はもう1つ、スター・ツアーズと関係するドロイドがいます。その名も「DJ R-3X」。先に紹介したレストラン「オーガのカンティーナ」に存在するDJドロイドこそ、初代スター・ツアーズで「コックピットから失礼!」と軽快なトークを飛ばしていた、キャプテン・レックスの再就職先での姿なのです。どうやらスター・ツアーズのスター・スピーダー3000が惑星バトゥーに墜落、救助ののちDJドロイドとして改造されたようです。なお、DJ R-3Xの声優はオリジナルのスター・ツアーズと同様、ポール・ルーベンスが演じます。

advertisement

キャプテン・レックスこと「RX-24」。現在でも東京ディズニーランドのどこかで出会えるはず(D23 Expo 2017にて撮影)

 そしてこのスター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジは、アメリカにもう一つあるフロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドでも2019年8月29日にオープンすることが発表されました(ただし「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」は2019年末オープン予定:関連記事)。それだけでなく、一部の要素はディズニーランド・パリでもオープンする予定、さらにはウォルト・ディズニー・ワールドでは、スター・ウォーズ世界の“ホテル”が建設中です。


フロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドに建設中のホテルイメージ Artist Concept Only (C)Disney / Lucasfilm Ltd. (C)&TM Lucasfilm Ltd.

 そうなると気になるのは、果たして東京ディズニーリゾートにもやってくるのかどうか。これまでスター・ツアーズが存在していて、スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジが存在しないのは実は東京だけ。日本にやってくるかどうかは一切コメントがありませんが、その前に2020年の東京ディズニーランド大規模拡張(関連記事)、2022年の東京ディズニーシー大規模拡張(関連記事)が待っています。個人的にはその後になにかが起きないか、ひそかに期待しています。それまで待てない人は、ディズニーランドを目指し、アメリカ旅行を検討してみてはいかがでしょうか。


記者発表にはファースト・オーダー・トルーパーとカイロ・レンが登場。左からカリフォルニア ディズニーランド・リゾート 2019-2020アンバサダー ラファ・バロン氏、ディズニー・ディスティネーション インターナショナル・マーケティング&セールス バイスプレジデント ジェフ・ヴァン・ランジェヴェルト氏、ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル マーケティング/ビジネスストラテジー シニアマネージャー 澤田智子氏
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  4. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 「これは家宝級」 リサイクルショップで買った3000円家具→“まさかの企業”が作っていた「幻の品」で大仰天
  7. 「人のような寝方……」 “猫とは思えぬ姿”で和室に寝っ転がる姿が377万表示の人気 「見ろのヴィーナス」
  8. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  9. 余りがちなクリアファイルをリメイクしたら…… 暮らしや旅先で必ず役に立つアイテムに大変身「目からウロコ」「使いやすそう!」
  10. 山奥で数十年放置された“コケと泥だらけ”の水槽→丹念に掃除したら…… スッキリよみがえった姿に「いや〜凄い凄い」と210万再生