2020、東京ディズニーランド再度爆誕――「美女と野獣」や「ベイマックス」アトラクションはここまでできていた:新アトラクション名称も発表!(1/2 ページ)
東京ディズニーリゾートが現在工事中のエリアを報道関係者に向け初めて公開。
東京ディズニーリゾートは2018年12月6日、現在工事中のエリアを報道関係者に向け初めて公開しました。このエリアは元「グランドサーキット・レースウェイ」のあった場所で、現在では壁に囲われ、重機が一生懸命、夢と魔法を作り出していたところです。
今回その“中”に、特別に入ることができました。2020年春オープン予定のエリアがどのようになるか、ここから想像してみましょう。
壁の向こうはイマジニアの世界
2020年春にオープン予定のこのエリアは、ファンタジーランドとトゥモローランド、トゥーンタウンの一部です。メインは大ヒット映画「美女と野獣」をテーマにしたアトラクションで、森の中に見える美女と野獣のお城のもとで、私たちは晩さん会に招かれるはずです。お城の高さは現在約28メートルで、完成すると約33メートルにもなります。アトラクションの体験時間は8分と長く、小さな子どもから大人まで楽しめるものとなる予定です。
実際に工事現場に入ってみると、いまのところはまだ鉄骨だらけ、無機質な色の空間が拡がっていますが、ここからはディズニーのイマジニアたちが想像を現実にするというステップが待っています。既に公開済みの予想図が、どのように形作られるのかはとても楽しみですね。
今回の視察では「サンプルヤード」が公開されました。これは新しく作られるエリアの壁や屋根、岩などを事前に作り、太陽光下での色の見え方や、風雨の影響や耐久性をチェックするためのもの。既に完成に近いものがたくさんあったのですが、これらはアメリカから持ってきたものではなく、日本でつくられたもの。実際に取り付けるものではなく、あくまで練習なのだそうです。
「美女と野獣“魔法のものがたり”」「ベイマックスのハッピーライド」各アトラクションの名称も明らかに
そして今回、大規模開発で新設されるアトラクションやレストランなどの名称も発表されました。まずファンタジーランドの中心にある高さ30メートルの美女と野獣の城の中に作られる大型アトラクションは「美女と野獣“魔法のものがたり”」と決定しました。
ガストンのレストランの名前は「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」、そして小規模フード店舗の「ル・フウズ」がオープン予定です。そしてベルの住む村には、ベルがよく訪れていた本屋も再現された商品店舗は「ビレッジショップス」が登場し、その中には趣が異なる「ラ・ベル・リブレリー」「ボンジュールギフト」「リトルタウントレーダー」で構成されています。
そして東京ディズニーランド初の本格的な屋内シアターとして「ファンタジーランド・フォレストシアター」が登場します。ここではプロジェクションマッピングやシーンに合わせ自動で入れ替わる大掛かりなセットが実現できる舞台設備で、「ディズニーのキャラクターたちと一緒に素晴らしい音楽を巡る旅」をテーマとした、東京ディズニーランドオリジナルのエンターテイメントプログラムが公演されます。
トゥモローランドには「ベイマックスのハッピーライド」が登場。ポップコーン専門店の「ビッグボップ」、そしてワゴン型ショップの「スターゲイザーサプライ」が登場します。
さらに、トゥーンタウンにはミニーマウスと出会える「ミニーのスタイルスタジオ」が登場します。楽しみですね!
オープンは2020年春、そしてその後も……
起工式から2年弱、東京ディズニーランドの大規模開発は2020年春に完了し、新たなエリアが大きく拡がります。この後も東京ディズニーリゾートでは、2021年度の「トイ・ストーリーテーマの新ホテル」オープン、そして2022年には東京ディズニーシーの拡張が発表されています。来年もスペシャルイベントがたくさん予定されており、ファンとしては「生きねば」の気持ちでいっぱい。大きく変わる東京ディズニーリゾートを、その目に焼き付けておきましょう。
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