老眼鏡をかけるのはおばあさんを見つめるときだけ　言動がイケメン過ぎるおじいさんの漫画にトキメキMAX

　ちょっととぼけたおじいさんが突然イケメンな言動を見せておばあさんをキュンとさせる漫画『困ったじいさん』シリーズ（関連記事）が、読者をときめきをかせ続けています。作者は漫画家の大江しんいちろう（@s_ooe）さん。

　「老眼鏡」のお話では、見えづらい様子で新聞を読むおじいさんに、おばあさんが老眼鏡を勧めます。大抵のものは離れれば見えるから大丈夫だと意地を張るおじいさん。老眼鏡はいつ使うのかとおばあさんがあきれていると、おじいさんはスチャッと老眼鏡を装着して……「離れたくないものを見るときじゃ」とキメ顔。離れたくないもの＝おばあさんってことか、なんていう愛のささやき！　おばあさんは「キーン」とハートを鷲づかみにされてしまったようです。おじいさん、イケメンすぎる～。

　別のエピソードでは、食事中におじいさんがご飯を詰まらせたのか苦そうに胸をたたきます。おばあさんが差し出したお茶で事なきを得たおじいさんですが、再び苦しみ始めます。おばあさんがお茶を差し出すと「ダメじゃ…この苦しみは治まらん…」とおじいさん。目を閉じ、胸に手を置きながら「ばあさんの事を考えると胸が苦しくなるのはずっとじゃからの」と殺し文句を繰り出します。おばあさんはまたもやハートをギュッとつかまれてしまいました。まるで少女漫画のようなときめき。2人の関係がうらやましすぎる!!

　またおばあさんが枕に飲み物をこぼしてしまったお話ではおじいさんが腕まくらを差し出し、「にらめっこ」のお話ではおじいさんが「好きじゃ」という一言でおばあさんの照れ笑いを誘います。あまーーーーい！

　歳を重ねても、お互いにまるで初恋のようなときめきを感じられる……なんてステキな夫婦なのでしょう。おじいさんのイケメンな言動はもちろん、おばあさんが毎回「キュン」するところもかわいらしくてほっこり。お話の最後に「どれだけ老眼になってもじいさんの愛は近視……！」などユーモラスな一言が添えられているのもついクスッとしてしまいます！

　この漫画を読んだ読者からは「なんですかこの素敵な漫画ｗ」「歳とっても近くで見てくれるなら私も美しくいたい」「こういう老後が理想」などおじいさんとおばあさんの胸キュンな関係が素敵というコメントが集まっています。

　『困ったじいさん』シリーズは2018年11月22日のいい夫婦の日にスタートし、大江さんのTwitterやWebサイトで更新されています。電子書籍版が公開されている他、LINEスタンプもリリースされています。

画像提供：大江しんいちろう（@s_ooe）さん