世界中の絶景を映す「窓型ディスプレイ」がクラウドファンディングに登場 リゾート映像で室内も実質リゾート
ねぇGoogle、窓をハワイの風景に変えて。
元任天堂社員が創業したスタートアップ企業・アトモフ社が窓型スマートディスプレイ「AtmophWindow2」のクラウドファンディングを5月23日、Makuakeで開始しました。壁やデスクに置くだけで、まるで新しい窓が追加されたような開放感が味わえます。
疲れてソファから起き上がりたくないときに、スマートスピーカーに「ねぇGoogle、窓をハワイの風景に変えて」と話しかけると、窓は南国リゾートの景色になり、ビーチのサウンドが流れるといった使い方ができる製品です。窓を通して世界の美しい風景を見ることで、まるでそこにいるかのような気分を楽しめます。
ディスプレイには、オーシャンビュー、夜景、絶景、趣のある異国の街角が表示できます。動画はそれぞれ15分程の風景がループしており、1本590円で追加購入できます。同社が独自に4K撮影したもので、クラウドファンディングで75万7800円のコースを選べば、世界中のどこか好きな場所の風景を撮影してきてくれます。
リアルタイムで世界で何が起こっているかが見られる、ライブストリーミング機能もあります。ライブスポットは今後も増やしていく予定だそうで、世界各国いろいろな「今」を窓を通じて楽しむことができます。
利用アイデアは多岐にわたります。自分で撮影した風景をアップロードして、故郷や旅で見た景色を楽しんだり、3台つなげて窓から窓へ魚が泳いでいく様子を映したりできます。
またオプションで、カメラモジュールを追加すれば、カメラがユーザーの顔を認識し、顔の位置に合わせて風景が追従するようにできます。また、カメラモジュールを使い、外出先から室内の様子を見ることもできます。
オプションのLEDモジュールを使えば、「窓から太陽光が差し込む」気分を味わえます。太陽の力にはかないませんが、小さな植物なら育てられます。
画面全体を揺らす振動スピーカーが搭載され、音楽再生も可能です。フレームは5色のプラスチックに加え、木製フレームから選ぶことができます。
操作は、スマートフォンアプリや、リモコンや近接センサー、自動化のスケジューリングなど多様な手段が用意されています。スマートスピーカーとの連携も可能です。
(高橋ホイコ)
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