新設「鈴鹿PAスマートIC」がキモ 今後数年は使える「新・鈴鹿サーキット渋滞回避テクニック」:レースフォトグラファー奥川浩彦の「サーキットへ行こう」(4)(2/3 ページ)
さぁSUZUKAへ行きましょう~。鈴鹿PAのトイレも「必聴」ですよ。
「鈴鹿PAスマートIC」の開通でサーキットへの新ルートができた
新・鈴鹿サーキット渋滞回避テクニックのポイントは、新名神・鈴鹿パーキングエリア(PA)にできた「鈴鹿PAスマートIC」を使うことです。
レース開催日の東名阪道・鈴鹿ICに交通が集中してしまうのは、レース終了後、一様にクルマで帰路につくレース観戦者の多くのカーナビが「鈴鹿ICから乗る」と表示するからでしょう。
それを華麗に回避するのが鈴鹿PAスマートIC。「もう1つ、新しい鈴鹿アクセルルートができた」ということですね。
赤線が鈴鹿PAスマートICと鈴鹿サーキットを結ぶ新ルート、緑線が従来の鈴鹿ICを使うルート。ちなみに東京方面から来る人は、ちょっと遠いが伊勢湾岸自動車道(以下、伊勢湾岸道)の「みえ川越IC」(青線)も含めて、計3つのアクセスルートを選べる
鈴鹿ICと鈴鹿PAスマートIC、それぞれ鈴鹿サーキットへのルートは「並行」しています。最短ルートは同じ道を使いません。ですから、レース後に鈴鹿ICまでの一般道で入口渋滞などがあったとしても、別の道を行く鈴鹿PAスマートICを使えば渋滞を避けて新名神に乗れてしまいます。
ちなみに4月に開催された鈴鹿2&4の決勝後、鈴鹿ICに向かう道は渋滞しましたが、新名神の鈴鹿PAスマートICに向かう道は渋滞がありませんでした。
観客動員数の多い5月のSUPER GTも、7月の鈴鹿8時間耐久ロードレースも、8月のSUZUKA 10 HOURSも、そして10月のF1日本グランプリも。新名神の新ルートをかしこく利用すれば「渋滞の回避と移動時間の短縮にかなり効果がある」でしょう。多くの据え置き型ナビの地図データが更新されるまで、少なくとも数年は有効と思われます。
参考までに鈴鹿PAスマートICを使う新しいルートを走行してきました。名古屋方面から伊勢湾岸道を下り、東名阪と新名神に分岐する辺りからの新名神→鈴鹿PAスマートIC→鈴鹿サーキットまでの様子と、鈴鹿サーキット→鈴鹿PAスマートICの帰路の様子をご覧ください。
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ライダースジャケット姿&ヘルメット姿がよく似合う。
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