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1畳分のスペースがあれば余裕でいける! 親子でパズルのように楽しめる立体的なプラレールレイアウトの作り方パパとママのためのプラレール構築術(6)(2/2 ページ)

全3ブロックで構成された立体レイアウトが1畳分のスペースで作れちゃう。

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さらに積み上げていく!高さ2メートルの立体レイアウトに挑戦

 5段目からは螺旋状にレールを組み上げていきます。これによってレイアウトの内側に丈夫な構造を作って、全体が安定するように作っています。


4段目に突入したところ

5段目からは内側にループしたレイアウトを立体的に作っていきます

 レイアウト全体の強度を確保するのはとても重要。2段や3段など、低い立体レイアウトならそれほど大きな問題にはなりませんが、今回のような高く積み上げる立体レイアウトでは、ただ橋脚を積み上げただけではバランスが悪く、ちょっとした衝撃や揺れで崩れてしまうことがあり、危険です。


ぐるぐる走らせるループを積み上げていく立体レイアウトの設計図

最後に左右のループをつなぐとエンドレスになった立体レイアウトとして完成します

 いろいろなルートを通し、レイアウト内側の密度を上げてレイアウト全体で強度を持たせるようにしています。

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ここを電車がぐるぐると登りながら走るので、見ているだけで楽しいポイントにもなっています


さらに積み上げて高さ2メートルの立体レイアウトが完成。スペースは1畳分のまま

 1段目から4段目と同じ方法で、10段目から13段目を組み終えました。あとはレールの両端をつないでエンドレス構造に落とし込めば、約2メートルもの高層立体レイアウトが完成しました。

 今回はイベントで展示するために作ったので、この高さで隣のレイアウトと接続します。接続には地下直線レールをつないだ橋を使用しており、微妙な高さの違いがあったので、ミニ橋脚2つで0.5段分の調整を加えて、会場の反対側にあるレイアウトと接続させています。

 橋の下には1.7メートルほどの高さあり、人が通り抜けられるゲートのようになっていて、イベント中も親子で一緒にくぐり抜けて楽しむ姿が見られました。


隣のレイアウトと接続し、瀬戸大橋をかけて完成!(向かって右が、今回組んだレイアウト)

 高さのある立体レイアウトは、広い会場でも大変目立つインパクトのある存在になりました。子供たちも、高いところを走る電車を見上げて大喜びしてくれて……いやぁプラレーラー冥利に尽きますね。

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 今回作った「斜めモチーフ」は、立体レイアウトの基礎になる考え方がギュッと詰まったレイアウトです。高さは自由に変えられますので、手持ちの部材や時間に合わせてアレンジしてみてください。ご自宅でも迫力あるレイアウトを作れると思います。ポイントを使って分岐させても面白いでしょう。

 大事なのは、最初に通れるルートをしっかり考えておくことと、強度を持たせるためできるだけ色々なルートを通して密度をあげることです。色々工夫して、ぜひ自分なりの立体レイアウトを作ってみてくださいね。 

撮影協力:ぺたぞう、ちびぺた、わこ、石川定治、狸、ルミエール府中市民会館、府中プラレーラー連絡会



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