ひぇぇぇ! 1300ccエンジンに換装した魔改造「トゥクトゥク」時速119キロを叩き出してギネス世界記録に認定
約280万かけて改造した特製トゥクトゥクで挑戦。
2019年5月13日に英国ノースヨークシャーにあるエルビントン飛行場で、タイ王国の小型3輪タクシー「トゥクトゥク」で世界最速を目指すチャレンジが行われ、時速119キロを叩き出して「世界最速のトゥクトゥク」としてギネス世界記録に認定されました。
トゥクトゥク最速記録を打ち立てたのは、マットさんとラッセルさん。2人はネットで購入した1971年製のトゥクトゥクをベースに、20,000ポンド(約280万円)をつぎ込んで改造。今回の記録挑戦のために特製マシンを作り上げました。
1300ccのガソリンエンジンに換装して、ブーツやテールゲートを外して空気抵抗を抑えつつ軽量化が図られています。
ギネス記録に挑戦するための条件として、トゥクトゥクには「乗客」が求められており、マットさんのいとこであるラッセルさんが乗客役として乗車。男性2人が乗ったトゥクトゥクはみるみる加速していき、時速119キロという大記録を叩き出しました。
練習走行では時速128キロを記録したそうですが、本番ではラッセルさんが乗ることで重くなるため、最速記録が出せるか確信が持てなかったとマットさんは語っていました。記録に挑戦する時は緊張よりも興奮が勝っていたそうです。
乗客役を務めたラッセルさんは「私はよく週末にスカイダイビングをしているので、トゥクトゥクはとても遅く感じた」と冗談交じりのコメントを残しています。
今後マットさんとラッセルさんは、さらにスピードを上げたいと考えているそうで、今以上のパワーを引き出すための計画もあるとのこと。さらなる記録更新に期待が高まりますね。
出展:ギネスワールドレコーズ
(だい)
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