やばい、あの「世界最速芝刈り機」がもっと過激になって帰ってきた! 192馬力モンスターバイクのエンジン搭載(1/2 ページ)
「フフフ、待たせたな……」って。ホントにもう、欧州ホンダ開発者の皆さんったら。(画像20枚)
かつて、時速187キロを記録してギネス世界記録に認定されたホンダの「芝刈り機」が超絶にパワーアップして帰ってきました。
2018年現在の「世界最速の芝刈り機」は、2013年に開発されたホンダの「HF2620改」です(関連記事)。欧州向けに生産、販売されている乗用芝刈り機「HF2620(20馬力)」をベースに、ホンダの大型バイク「VTR1000F」に搭載する995cc V型2気筒エンジンを搭載して、109馬力を発生するモンスター芝刈り機に仕上げました。HF2620改は2014年に記録測定が行われ、ゼロ−時速100キロ加速は4秒、最高速度は時速187.6キロ(時速116.57マイル)という芝刈り機とはとても思えないぶっ飛び記録を達成。ギネスワールドレコーズによって世界最速の芝刈り機として認定され、国内外で大きな注目を集めました。
この最速芝刈り機がいよいよ一新されるのです。今回は、フルモデルチェンジされた最新の乗用芝刈り機「HF2622」をベースに、心臓部をモンスターバイク「CBR1000RR Fireblade」に搭載する直列4気筒エンジンを移植しました。最大出力は何と192馬力!! はははは、は。
なおHF2620改には、ハイパワーエンジンの移植だけでなく、クロームモリブデン鋼を使った軽量高剛性フレームを新造し、パドルシフト付きの6速トランスミッションも備えるなど、ネタにガチ過ぎる姿勢を見せていただけに、今回のリニューアルモデルはそれ以上のものとなりそうです。
なお今回のプロジェクトでマシン製作を手掛けるのは、前回に引き続き「イギリスツーリングカー選手権(BTCC)」にシビック タイプRで参戦しているチーム・ダイナミクスのエンジニアさんたち。ステアリングを握るのは英国のカート女王として知られる元ドライバー、ジェシカ・ホーキンスさんが務めます。
後日行われる予定の速度測定で、どこまでぶっ飛んだ記録が出るのか。今から楽しみです。
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なんだ天才か。