ニュース

なんと美しい爆発オチ 「初めて描いてみた漫画」の本当に初めてっぽい勢いがすがすがしい

勢いしかない。だが、それがいい。

advertisement

 「マンガってやつに挑戦してみた……」と、初心者が公開した漫画が好評です。とにかく勢いがすさまじく、「そうだ マンガかいてみよう」と、作者の言葉が暗闇に浮かび上がるなり世界が始まります。旧約聖書の「光あれ」みたいだな。

 こうして唐突に漫画は始まり、主人公が現れました。しかし、女子高校生であること以外、作者が何も決めておらず、ただただ空から落っこちていくばかりです。名前はおろか、居場所すら設定されてなかったもよう。

 「何ものなんだ私は」「なんで空なの」「どこに向かっているの……?」「いろんな意味で着地点が見えない!」――ある意味作者の苦悩を代弁するように主人公が叫んでいるうち、とうとう作者自身が「話考えないで描き始めちゃった」と白状。ついでに、「4ページ目で爆発オチします」と、先にバラしてしまいます。もう3ページ目なのに。

advertisement

 すると、急に主人公の親友キャラ「猫平(ねこひら)」が出現。「猫平は強い衝撃で爆発するのにゃ」と言うやいなや地面に激突し、漫画は予告通り爆発シーンで終わりました。なんて強引な帳尻合わせなんだ……。

 作者の山鳥製菓(@yamadoriseika)さんは、「描いてみたいけど描きたい話が出ないので逆にそれをネタにしました」とコメント。落下で始まる冒頭は、戦場へのパラシュート降下から始まる対戦ゲーム「PUBG」(関連記事)のプレイ動画を見て思いついたそうです。なるほどっ。

 リプライでは勢いと疾走感を讃える声が多く上がる一方で、「きっちり起承転結はある」との指摘も寄せられました。各ページを「唐突な導入」「主人公の落下」「重要キャラの登場」「爆発オチ」と捉えると……確かに!

ミもフタもない言い方をすると「小学生が漫画に初挑戦したものの、うまくいかなくて爆発で終わらせた」ようなシーン。でも、作画がていねいですがすがしい

作品提供:山鳥製菓(@yamadoriseika)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>