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日本初の長編カラーアニメ「白蛇伝」がBlu-ray化 ポスターや台本など復刻資料を収めた豪華仕様
カンヌ国際映画祭で上映された4Kマスターを使用。
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日本初のオールカラー長編劇場用アニメーション映画、「白蛇伝」のBlu-ray BOXが発売決定しました。1万4800円(税別)で、10月9日から販売されます。
同作は1958年公開の歴史的アニメ。1956年に設立された東映動画(現・東映アニメーション)が、約2年半かけて完成させました。白ヘビの化身、白娘(パイニャン)と、恋人の許仙(シュウセン)の恋物語を、豊かな色彩で描いています。
多くのアニメーターに影響を与えたこの作品は日本アニメの原点と賞され、2017年には公開日の10月22日が「アニメの日」として正式登録されました。また、2019年の第72回カンヌ国際映画祭のカンヌ・クラシック部門でも上映されています。
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今回のソフト化に際しては、カンヌで上映された2018年のデジタルリマスター版を使用。35ミリオリジナルネガを東映と東映アニメーション、国立映画アーカイブが復元し、東映ラボ・テックと東映デジタルセンターがデジタル復元を行った4Kマスターです。復元にあたっては、現存するセル画等の関連資料を参照し、公開当時の映像を可能な限り再現しているとのことです。
さらに特典として、制作当時の台本や絵コンテ、ポスターなどの資料を復刻して同梱。初回生産限定の、貴重な品となっています。
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でも終わりはくるんだなあ。
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