レビュー

不倫相手に7年間撮られ続けた60歳女性 心配するのは「リベンジポルノ」じゃなくて「いくらもらえるか」なの!? 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(1/2 ページ)

カメラ3台三脚も立てているのに「盗撮」……?

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 「テレフォン人生相談」(ニッポン放送・月~金曜11時~ 配信)先週のハイライト。

アドバイザー:大原敬子(幼児教育研究)、マドモアゼル・愛(エッセイスト)、高橋龍太郎(精神科医)、三石由起子(作家・翻訳家)、田中ウルヴェ京(メンタルトレーナー)、中川潤(弁護士)、大迫恵美子(弁護士)、坂井眞(弁護士)、塩谷崇之(弁護士)、野島梨恵(弁護士) イラスト/北村ヂン

 6月16日に開催された「テレフォン人生相談」初のトークイベントに参加してきました。生の加藤諦三、今井通子、大原敬子、そして那須恵理子による生ナレーションに感動! 話も興味深いものばかりだったんですが、一番驚いたのが、

 「(相談が)15分でまとまるわけがない、やらせじゃないかってよく言われますけど、相談は毎回1時間近くやっているんですよ」

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 という発言。会場中がザワついていました。編集しているんだろうなとは思っていましたが、ここまでじっくり相談にのっていたとは……(完全版を聴きたい!)。今後の「テレフォン人生相談」の聴き方が変わりそうです。

 ……ということで先週のハイライト。今回ピックアップしたのは6月13日(木)放送の今井通子パーソナリティ回。7年間、W不倫を続けてきた相手に「ホテルへ行くたびに盗撮されていた」という相談。

カメラ3台+スマホで撮られていて「盗撮」もないだろう

 相談者は60歳女性。夫は66歳。すでに自立した息子がふたりいる。不倫相手は小中高と同級生だった60歳の男性。その妻は58歳。子どもがふたり、孫もふたりいるという。

 別れた不倫相手が行為を盗撮した動画を持っているという相談。普通だったら「何とかして消させたい」という話になりそうだが、この相談者、ちょっとズレている。

 そもそも盗撮だと主張してはいるものの、毎回カメラ3台を三脚で設置し、その上スマホで「部分的な写真」まで撮影していたという。隠しカメラで撮られていたとか、スマホでチョロッと撮られてしまったというのなら分かるが、3カメ+スマホに気付かないわがけない。「盗撮」と主張するには無理がありすぎるよ!

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 さらに相談者は、不倫相手から積極的にアプローチされたため「渋々会っていた」ものの、「最初からずっと好きではなかった」と言っている。しかし、その「渋々」が7年間継続しているのだ。いくらなんでも長すぎるだろう。

 そして、3カ月間前に突然「ずっと好きではなく付き合っていたこと」「盗撮されていたこと」などから、「自分がみじめになった」ため、相談者の方から別れを切り出したという。

 それでも相談者は「盗撮されていた」不満が収まらなかったようで、「警察へ行く」とLINEを送ったところ、不倫相手から「償わせてください」との返事が。どうもこの「償わせてください」という言葉に引っかかっているようなのだ。

 「あの……『償わせてください』というのはどういうことなのかなと思って相談しました

結局、お金目当て……

 この日のアドバイザーは弁護士の大迫恵美子。

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 弁護士の立場からすると、明らかに撮影されているのが分かった上で行為をしていたのに、今さら「盗撮された!」と警察に行っても「合意の上でしょ?」となるとしか言えない。その上で、リスナーみんながうっすらと思っていたことをズバッと斬り込んでくれた。

 「向こうが『償わせてください』って言ったのでね、アナタはにわかに『これはもしかしたら何か金銭的な支払いでもあるのかな?』っていうことを考えたの」「金銭的に『これはいくらか取れる話なんでしょうか』というのがご相談の真意ってことですかね?」

 「あ、そうですね

 そうなんだ……結局お金ね。

 相談者が嫌がっていたかどうかはともかく、7年間、撮影されていることは黙認してきた。しかし、何らかのきっかけで別れることになったら、撮影され続けていたことが許せなくなり、相手も「償い」とか言い出してるし、あわよくばお金を取りたい。こんなところだろうか。とはいえ、法的に慰謝料を請求するのは難しそうだ。(むしろ、不倫相手の妻から慰謝料を請求されかねない)。

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 「『ラッキー、これでお金がもらえる』っていう話ではないような気がします」

そうなんだ……結局お金ね。大迫恵美子、よく斬り込んだ! イラスト/北村ヂン
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