BMW、最上級クーペの4ドアモデル「8シリーズ グランクーペ」発表 実用性も兼ね備える(1/4 ページ)
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独BMWは6月19日、最上級クーペ「8シリーズ」の4ドアモデル「8シリーズ グランクーペ」を発表しました。流麗なクーペのフォルムをそのままに、後席ドアを追加して実用性を高めています。
日本でも発売された2ドアモデル「8シリーズ クーペ」の兄弟モデルとして加わった4ドアモデル。BMWは「8シリーズのスポーツ性能に、日常使いと長距離ドライブをサポートする実用性を組み合わせた」と説明しています。
ボディーサイズは5082(全長)×1932(全幅)×1407(全高)ミリ。2ドアモデルと比べ、全長が約230ミリ、全幅が30ミリ広がっています。ホイールベースは3023ミリと、2ドアモデルから約200ミリ延長することで、後席のレッグルームなどが広がっています。後席は40:20:40の可倒式で、必要に応じてラゲッジルームを拡大できます。
ボディーサイズが変わっているものの、エクステリアデザインは2ドアモデルと同様の流れるようなクーペフォルムを保っています。インテリアも、最新技術に加えてガラスのシフトレバーなど最上級ラグジュアリークーペにふさわしい仕立てになっています。
グレードは、3リッター直列6気筒エンジンを搭載する「840i」(後輪駆動)、「840i xDrive」(4輪駆動)と、4.4リッターV型8気筒エンジンの「M Performance」モデルの「M850i xDrive」(4輪駆動)を設定。直6モデルは340馬力、500Nmを発揮し、0~100キロ加速は4.9秒。V8モデルは530馬力、750Nmの怪力で0~100キロ加速は3.9秒という俊足を誇ります。
2ドアモデルは日本でも発売されており、「840d xDrive クーペ」は1237万円~1360万円(税込)、「M850i xDrive クーペ」は1714万円(税込)と、ラグジュアリーなお値段。通例からすると、4ドアモデルは同じグレードなら2ドアモデルより少し高くなると考えられます。
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