一緒に旅した親友猫・テルオとの再会は……? 猫たちの“リアル”を描く漫画『俺、つしま』の続編が笑いあり涙あり(1/2 ページ)
ファンにとってラストのお話はかなりアツいものになっています。
猫好きから多大な支持を集めているTwitter発の猫漫画『俺、つしま』。その実話ベースで展開されるストーリーに魅せられる人が続出しています。コミックスは5月27日発売の最新2巻により累計30万部を突破!
主人公・語り手は、元野良猫のキジトラ猫「つしま(つーさん)」。彼の見た目や動きのリアルさと同じくらい、そこには猫たちの“リアル”な生活と人間との関係、そしてかわいさが描かれています。
ゴミあさりしていたところを「おじいちゃん(実は女性)」に保護されたつーさん。嫌いな病院に連れて行かれた反発で家出したりするものの、先住猫の「ズン姐さん」や、あとからきた「ちゃー」や「おさむ」らとの出会いもあり、幸せな生活を送っています。今回の第2巻でも、おじいちゃんと彼らの“何でもない”が温かい日常の1コマがみられ、たくさんの癒される場面が。つーさんのゴロゴロな動きを見てるだけで笑顔になれる!(関連記事)
さらに第2巻では、つーさんが放浪猫だった頃の過去話「テルオ編」が収録されています。テルオは、つーさんが昔一緒に旅をした野良友達で、出会いのエピソードからTwitterでも特に注目を集めたお話です。
もう1匹の野良猫「しず子」も含めた3匹で行動し、基本的に虫などを捕まえて“さんぶんこ”して日々を過ごす彼ら。そんな生活の中では、肉をくれる肉屋のニンゲンが出てきたりします。しかし、ある日突然そのお店からいなくなってしまい、ごちそうがもらえなくなってしまうことも……。
「ニンゲンは いなくなる そして ごちそうも消える そういうものさ」と語るつーさん。この言葉は、つーさんの名前が「つしま」である理由がわかる第1巻収録のエピソードでも登場するもので、野良時代に出会ったニンゲンとの関わりと、そこから得たニンゲンに対するつーさんの感じ方、思いが伝わってきます。
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