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子ども服「motherways」運営会社が破産へ 競合激化で不振に
リーズナブルな自社企画商品で知られています。
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帝国データバンクによると、ベビー・子ども服販売の「motherways」(マザウェイズ)を全国で展開しているマザウェイズ・ジャパン(東京都江東区)が6月30日に大阪地裁へ自己破産を申請し、7月1日に保全管理命令を受ける予定とのことです。負債総額は関係会社など3社合計で約72億4100万円。店舗はしばらく営業を続けるとのことです。
1991年11月に設立の子ども服小売り。自社企画の「motherways」ブランドで商品を統一し、中心価格帯を1990円とするなどリーズナブルな価格で販売。首都圏を中心に全国に98店舗を展開し、2019年1月期には売上高約83億円を計上していたとのことです。
積極的に事業を拡大していたものの、少子化もあって他社との競争が激化し、店舗売り上げは低迷。新規出店費用を借入金でまかなっていたものの、昨年の暖冬の影響で秋冬物の売り上げが大幅に低下したことで資金繰りが急速に悪化していたとのことです。
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