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東京商工リサーチによると、自作PCパーツの卸販売を手がけていた商社「マスタードシード」(東京都)が6月12日、東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は約20億円とのことです。
海外メーカー製のメモリやSSD、電源、マザーボードなど自作PC用のパーツを扱い、一部メーカーの国内販売代理店にもなっていました。東京・秋葉原の専門ショップに加え、大手家電量販店向け販売が拡大し、2016年12月期には51億4942億円の売上高を計上していました。
業容が拡大するにつれ資金需要が増え、金融債務の負担が重くなっていたところに、同業他社との価格競争や販売量の鈍化などで業績が悪化。資金繰りが限界に達し、3月には事業を停止していました。
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