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1万5000匹の紙の黒蝶が建物内を舞う 幻想的でちょっとホラーなアート作品に引き込まれる
恐ろしくも美しい空間。
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イタリア、ミラノで開催中の個展「The Accursed Hour」で、1万5000匹もの紙でできた黒蝶の群れを建物内に散りばめた、美しくもあり恐ろしくも感じる作品に人々が魅了されています。
メキシコ出身の学際的な芸術家としてられるカルロス・アモラレス氏が企画している「Black Cloud」プロジェクトでは、イタリア国内の教会や芸術財団といったアートギャラリー以外の場所に、紙で作った黒蝶の群れを模した作品を展示しています。
個展は4月2日から、19世紀に建てられたアドルフォ・ピニ財団の館内で開催されています。そこには紙で作られた1万5000匹もの大中小さまざま大きさと、異なる種類の黒蝶を至る所に散りばめており、一瞬本物の黒蝶の群れが建物内を覆っているように見えます。
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19世紀ごろの建物ということもあり、エキゾチックな雰囲気がまた非現実さを醸し出しています。美しさの中にも、今にも黒蝶が一斉に飛び立つのではないかという恐怖感のある作品です。
アモラレス氏はこの展示で、昨今世界で起こっている矛盾と緊迫した世の中のことをこの作品を通して伝えるともに、母国メキシコにも触れています。
個展は7月8日までアドルフォ・ピニ財団の館内で開催予定です。
(マスミ・メイアー)
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