インタビュー

【なかよし編集部に直接聞いてみた】「きんぎょ注意報!」などの名作、「なかよし」65周年で動きはある?(1/2 ページ)

2018年末に亡くなったあさぎり夕先生作品、長期連載の「わんころべえ」についても聞いてみました。

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 2020年に、65周年を迎える少女漫画雑誌「なかよし」。親しんできた読者にとってちょっと気になるのは「“作る側”の人たちは、どんなことを考えているのか」ということではないでしょうか。

 そこで、ねとらぼのTwitterアカウントを使って質問を募集し、なかよし編集部に回答してもらおう、というのが本企画。今回は「今後のあさぎり夕先生の作品、『きんぎょ注意報!』などでの動き」を伺いました。

―― 寄せられた声の中には、古い作品に関するものも。2018年に亡くなったあさぎり夕先生の作品や「きんぎょ注意報!」(猫部ねこ先生)に触れているものもありました。

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Q:あさぎり夕先生の漫画が読めなくなったのは残念でした

A:あさぎり先生のご逝去は本当に残念でなりませんが、先生が遺されたたくさんの作品たちは永遠に生き続けます。いまこそあさぎり先生の名作たちを改めてみなさんに読んでほしいという想いから、復刻電子化を進めております。ぜひご注目くださいませ!

 なかよし編集部員(以下略):「なかよし」であさぎり先生の作品を読んでいたのは、世代でいうとたぶん40代くらいでしょうか。あさぎり先生の作品は電子でも配信中で、10月からは作品数も増える予定です。「なかよし」のWebサイト上に情報を出す予定ですので、そちらでご確認いただければ。

 また、10月4日から行う予定の原画展にも特別コーナーを設ける予定です。

―― 「なかよし」の原画展って珍しいですよね。

 そうですね。「カードキャプターさくら」単独のものはよくありましたが、「なかよし」としての原画展はけっこうレアだと思います。

 また、「きんぎょ注意報!」の動向に関する質問もあったのですが、こちらも原画展に登場する予定です。原画展を記念したカラー図録の発売やグッズ販売の予定もありますので、お楽しみに!

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創刊65周年記念『なかよし』展 ~乙女には恋と夢(ファンタジー)が必要だ☆~

  • 場所:弥生美術館(東京都文京区)
  • 期間:10月4日~12月25日
  • 場所:料金:一般900円/大・高生800円/中・小生400円

ちなみに、懐かしのふろくなども登場する予定

Q:なかよしの、特に90年代頃の付録や全員サービスが大好きです! 某誌でおこなわれていたような、「付録展」などの開催予定はありませんか?

A:創刊65周年を記念して、10月4日から東京 弥生美術館で「なかよし」原画展を開催します。その中で、なつかしの付録も展示する予定です。

原画のラインナップなど、詳しいことは「なかよし」8月号読んでいただくか、弥生美術館さんにお問い合わせをお願いいたします。

―― “古い”というか“古くからある作品”になりますが、「わんころべえ」っていつから連載しているんですか?

 ずっと同じ作者(あべゆりこ先生)で、連載期間は40年以上になります。これだけの長期連載で、休載が一度もないという超人ぶりです。

 かわいらしい世界観をずっと愛してくださっている読者の方たちがいて。末永く続けていきたい作品ですね。

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