欅坂46・平手友梨奈とTAKAHIROが福島県の学生と「100人のサイレントマジョリティー」を完成させるまで 5時間密着、1万字レポート(2/5 ページ)
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授業ではまず、生徒たちと同世代の平手さんが「今日は半日ですが、一緒に楽しくやりましょう。よろしくお願いします」とにこやかにあいさつ。TAKAHIROさんは「今日を楽しみにしていて昨日は夜なかなか眠れませんでした(笑)。今日は一日よろしくお願いします」とあいさつし、おちゃめな表情を見せました。
平手さんとTAKAHIROさんもアイスブレイク
今回のワークショップには双葉郡にゆかりのある中高生と福島県内在住の中高生が集まっているとあり、授業の冒頭では双葉郡生徒会連合によるアイスブレイク「お題に合わせて集まろうゲーム」が行われました。
アイスブレイクとは初対面の人同士が出会う場で、緊張をときほぐすために取り入れられる手法。「平手さんとTAKAHIROさんもどうぞ」と担当教員から促されると、やや人見知りなところがある様子の平手さんは少し驚いていましたが、TAKAHIROさんが背中を押す形で参加。「誕生日が同じ月の人」「兄弟の数が同じ人」といったグループを作っていき、自己紹介をするなど生徒との距離を縮めていきました。
準備運動の予想外な展開に平手さんも爆笑
アイスブレイクの後は、ジャンプやハンドクラップ、ストンプなどを取り入れたユニークな準備運動が行われ、TAKAHIROさんが出すお題に合わせて平手さんと生徒たちが靴を踏み鳴らしたり、音楽に合わせて柔軟したりしました。
この準備運動で盛り上がったのが、欅坂46もライブ前などに取り入れているという体幹トレーニング。うつぶせになってから、左右の前腕と左右のつま先、4点で体を支えるというものですが、TAKAHIROさんから何秒やるかを聞かれた平手さんは「46秒」と即答。平手さんが46秒をカウントして「終わりです」とさわやかに告げると、キツイトレーニングに耐えた生徒たちからは「あぁ~」というため息がもれました。
また午前中にはTAKAHIROさんから“リズムと練習”に関する講義もあり、「(呼吸や心拍など)人間にはもともとシンプルにリズムを取る本能が備わっていますが、脳が考えることによって体に電気信号が到達するまでの間にズレが生じることがあります。これがリズム感がないと言われる状態です。しかし(練習を続けていくと)、考えなくても無意識に体が動くようになることがあります。ダンスも練習を積み重ねるととっても上手になります」と、なぜダンスに練習が必要なのかについての解説がありました。
これを踏まえて行われたのが、TAKAHIROさん考案の「リズム感を鍛えるアイスブレイク」。お手本では平手さんをはじめ、TAKAHIROさんのマネージャー、平手さんのマネージャーなどで1つのグループを作り、現在の音楽業界で最もスタンダードに使われている「8拍子」を使ったリクリエーションに挑戦しました。
ルールは「8文字の言葉」を考案し、それをメンバー全員で1文字ずつジャンプしながら8回言っていくというもの。「欅坂46」をお題にした場合は1人目が「けけけけけけけけ」とジャンプしながら言いつつ別のメンバーを指さし、指されたメンバーは次の文字である「やややややややや」をジャンプしながらと言っていくというものです。
最初の挑戦では平手さんが凡ミスでドボン。その後も他の人のリズムが合わなかったり、うまく言えなかったりのドボンが続出し、平手さんと大人たちが爆笑するというまさかのお手本披露となりました。しかしこれが生徒たちの緊張をほぐしたようで、平手さんが「8人で集まってもらって、そのチームごとの言葉を決めてください」と呼びかけると生徒たちはスムーズにグループを作り、オリジナルの言葉を決めるなど、クラスにまとまりが出てきました。
後半戦は本格ダンスレッスンスタート
お昼休憩をはさんだ午後からは本格的なダンスレッスンが行われました。生徒たちは舞台上の平手さんと、舞台下にいるTAKAHIROさんの動きをマネながらまず「サイレントマジョリティー」のイントロ部分の振りを覚えていきます。
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