レビュー

17話直後考察「あなたの番です」田宮、黒島、南、内山が「高知」で結びついた! 内山が本当に殺したのは誰なのか推理(2/2 ページ)

二階堂と黒島の恋愛、そこに強引に割り込む尾野が恐ろしい。

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田宮、黒島、南、内山が高知で結びついた

 南雅和(田中哲司:502号室)が見つめるのは、少女の写真。自分の娘だろうか(このあたりはっきりさせてないので、娘ではなく、何かアルのではないか)。

 新聞記事の穂香ちゃんの写真に「殺害された穂香ちゃん(8)」のキャプション。

 5年前の事件だ。場所は、高知香南市。

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 南雅和(田中哲司:502号室)の回想シーンでは、南と、穂香ちゃんと、田宮(ヘルメットをかぶっているがあれは田宮確定でいいよね)の3人が出会っている。

 さらに南が持っている調査資料には、田宮が5年前に高知香南市の支店長をやっていることが記されている。

 内山達夫と黒島沙和も、このころ高知にいる。内山くんの履歴書に、「平成27年 高知県立香南高等学校入学」とあった。

 田宮、黒島、南、内山の4人が、5年前の高知の事件で結びついた。

 南は、田宮淳一郎(生瀬勝久:103号室)の指の間に包丁をつきつけ、「あんた人を殺したよね」と迫る。

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 黒島沙和は、穂香なのではないか。田宮淳一郎が、黒島沙和に対する態度が途中から変になったのは、高知で何かあった少女穂香が、黒島沙和であることに気づいたから、とすれば辻褄が合う。

 ただ、これは、「黒島沙和が5年前に少女を殺したことを田宮が気がついた(もしくは、そう思い込んでしまった)」のでもつじつまがあってしまう。

 ともかく、田宮、黒島、南、内山。この4人が5年前の高知で結びついたことは、大きな意味を持つに違いない。

 次は、18話直前考察。明日8月25日更新です。

米光一成

ゲーム作家、デジタルハリウッド大学教授。代表作「ぷよぷよ」「はぁって言うゲーム」「はっきよいゲーム」等Twitter

たけだあや

イラスト、粘土。京都府出身。

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