総支配人「好きすぎて」 旅客機のコクピットをまるっと再現 羽田エクセルホテル東急の「ブッ飛びフライトシム客室」はなぜできたのか(3/4 ページ)
うひょぉぉぉ! 興奮止まりませんでしたよこりゃ。【写真50枚】
ファンにさせる「他にはない攻めた客室とサービス」で客心をつかむ
同ホテルはスーペリアコックピットルーム以外にも「攻めた部屋」がいくつもあります。
例えば、ANA国際線で使用されていたファーストクラスシートを設置した「プレミアフライヤーズ」、空港のC滑走路に面した「デラックスダブル」などです。
プレミアフライヤーズはツインルーム。そこにフルフラットにできるファーストクラスシートを用意しています。さて、どちらで寝ようか、と迷うこと必至でしょう。
レストランも「飛行機づくし」です。大型スクリーンにANAやJALなどの航空会社、ボーイングやエアバスなどの機体メーカーが提供する映像から、航空写真家のルーク・オザワ氏の写真などを上映し、「空港にいる」というあのなんとも言えないワクワクさをホテルでも感じられます。クリスマスシーズンには滑走路から離陸する飛行機をイメージした特製クリスマスケーキも用意するようです。
フライトシミュレーターのある客室「スーペリアコックピットルーム」の宿泊プランは、実は(標準料金においては)同等の広さの別の客室と大きな価格差はありません。それならば、シミュレーターがそこにある分お得といえます。現時点では予約システムの都合上、別々に申し込む必要はありますが「フライトシミュレーター体験」をしたあと、そのままその部屋に泊まることも可能だそうです。
体験料金については、家庭用ゲーム機や普通のゲームセンターではとても実現できない、PCフライトシムであってもとても到達できない雲上クラスのシミュレーターを目の当たりにすると、「この超クオリティーの体験料金」としては安いと思えるようになります。羽田空港国際線ターミナル内にも1回数百円のフライトシミュレーターゲームが置いてあります。これはこれで面白いのですが、やはりそれとは体感レベルや満足度の桁が違います。
実際の旅客機を操縦する機会はほぼないことを考えると、その体験を「疑似の中で限りなくホンモノに近いコトを体感できる」「これまでにない体験ができる」ことだけで十分に元など取れると言えそうです。皆さんも体験してみてはいかがでしょうか!
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