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弟が考えた「ムキムキシンデレラ」をイラストレーターが絵本化→筋肉が全てを解決する展開に考案者大喜び

製本して弟さんの誕生日プレゼントにしたら、ヨレヨレになるほど読んでいたそうです。めっちゃかわいい。

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 マッチョなシンデレラが筋肉で幸せをつかむパロディ「ムキムキシンデレラ」が、Twitterで強烈なインパクトを放っています。もともとは幼い弟が工作の際に考えたキャラクターを、イラストレーターの水面れたす(@MGMG_HAKUSAI)さんが絵本化したそうで、制作の経緯まで面白い。

工作の仕上がりが結果的にムキムキになったわけではなく、全力でムキムキに寄せている
弟さんの考えたキャラを、絵本にして誕生日プレゼントに
弟さんの工作が、家族の手で絵本に

 物語の導入は原典と同様。継母と義姉たちが舞踏会へ行ったところで、何者かがシンデレラに、お前も行きたいのかと声をかけてきます。

 シンデレラが振り返った先にいたのは、魔法使いのおばあさん……ではなく、全く知らないマッチョなおじさん。「“武闘会”に出たいんだろう? 筋肉をつければ優勝できるよ」と、ベッタベタな勘違いをしながらダンベルとプロテインを勧めてきます。

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 「舞踏会」だと訂正しても非を認めてもらえず、「この際だから拳で王子様を勝ち取れ」などと言われてしまったシンデレラは、とうとうヤケクソでトレーニングに励むことに。おじさんは一応「魔法使い」ではあったようで、シンデレラをわずか数時間でたくましくムキムキに鍛え上げました。

 その一方、お城では王子様が退屈そうにしていました。舞踏会の顔ぶれを眺めて「今回も私のハートを射止める女性は見つからなさそうだ……」と嘆いていると……。

 ……ガシャーン! シンデレラがアクションヒーローチックに、窓を突き破って入ってきました。そして大きなげんこつを握りしめ、「私と結婚して! さもなくばこの拳で形がなくなるまでぶん殴るわよ!」と、脅迫じみたプロポーズをします。

 しかし、そんな殺し文句は不要だったようです。「ワイルドでたくましい女性」萌えだった王子様が求婚を受け入れ、2人は末永く幸せに暮らしましたとさ。筋肉は裏切らない!

とうとうカボチャの馬車もガラスの靴も出てこなかった

 水面れたすさんは物語を製本して、弟さんの誕生日プレゼントに。彼は大喜びで、本がヨレヨレになるまで読み返しているそうです。絵本の中身も、その外側の物語もハッピーエンドで、めでたしめでたし。

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弟さんの夢中になって読む様子がかわいい。絵本はTwitterでも好評で、水面れたすさんは反響を受けて受注生産を計画しています

作品提供:水面れたす(@MGMG_HAKUSAI)さんと弟さん



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