コラム

【漫画】完全無痛分娩で出産したら、無痛どころかめちゃくちゃ痛かった話(2/2 ページ)

無痛分娩が「無痛な分娩」とは限らない。

advertisement
前のページへ |       

 けれども、無痛分娩には、事前に分娩日を決めて分娩誘発を計画的に行う「計画分娩」の方法と、「自然陣発」を待ってから麻酔を入れる方法があり、私が選んだ病院は後者を推奨。しかも「実際に陣痛が来ても子宮口が3センチ以上開かなければ麻酔は入れられない」ということでした。

 結局、子宮口が3センチまで開いたのは、陣痛が始まってから6時間以上たってからのこと。無痛分娩だからと余裕をかまして夫を家に帰してしまっていたので、寝ている彼とも連絡が取れず、陣痛を一人で耐えるハメに。

 こんなことなら「計画分娩」にしておけばよかったと後悔しましたが、仮にそちらを選んでいたとしても予定日前日に子宮口が開いていなければ、あらかじめ子宮口を広げる処置が必要になります。経験者に聞いたところ、器具を使った前処置はとても痛く、2日以上要する場合もあるそうです。どちらのやり方で無痛分娩でも、痛いときは痛いのか……。

advertisement

 私のときは麻酔が効いてくれたのですが、麻酔が全然効かない人もいるとか。「無痛分娩という名前に反してめちゃくちゃ痛かった!」という気持ちもありますが、そういったケースと比べると「痛みの少ない無痛分娩」だったのかもしれません。

 結局、子どもが生まれたのは陣痛が始まってから24時間後で「これが無痛分娩じゃなかったら一体どうなっていたことやら……」と考えてしまうところもあります。

 なお、子宮口が開かなかった場合の話は上述しましたが、反対に、出産予定日よりも前に子宮口が開き過ぎてしまうと「切迫早産」といって絶対安静にしなければなりません。子どもを産むのは命懸けなんだな……と痛感させられました。

直江あき

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 米津玄師、紅白で“205万円衣装”着用? 星野源“1270万円ネックレス”も話題…… 「凄いお値段」「びっくりした」
  2. サバの腹に「アニサキス発見ライト」を当てたら……? 衝撃の結果に「ゾワっとした」「泣きそう」と悲鳴 その後の展開を聞いた
  3. 天皇皇后両陛下と愛子さま、“仲むつまじいショット” 女性皇族「ティアラ」にも注目…… 80万いいね
  4. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」→こだわり満載の完成品に「すごすぎて意味わからない」と大反響 2024年に読まれたハンドメイド記事トップ5
  5. 「箱根駅伝」10区ランナー、“父親が大物アーティスト”と判明し「息子が走ってたなんて」「イケメン息子」と驚きの声
  6. 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  8. 授業参観の度に「かっこいい」と言われた父親が10年後……「時間止まってる?」父子の姿に驚愕 2024年に読まれた家族記事トップ5
  9. 【編み物】赤い毛糸で編んだモチーフを重ねていくと…… 美しい完成品が261万再生「すごくかわいい」【海外】
  10. 高校生息子にリクエストされたお弁当を作ったら……驚きの仕上がりに「うらやましい」 2024年ねとらぼで読まれた【お弁当記事トップ5】を紹介