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ふるさと納税に災害復旧支援の取り組み 台風15号で被災した南房総市の事業者を対象に

返礼品はなく、寄付金が事業者の支援および自治体の災害復興事業に活用されます。

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 ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」が千葉県南房総市から依頼を受け、台風15号に被災した市内事業者および生産者を直接支援する取り組みを開始しました。

 被災により、ふるさと納税に対し返礼品を出すことが難しい事業者のために新設した、「災害復旧支援型」方式で寄付を募る試み。このため寄付に対する返礼品はなく、寄付金のうち通常では返礼品に相当する金額が対象の事業者・生産者の災害復旧支援金にあてられ、残りは自治体の災害復興事業に活用されます。

「自分のためでなく誰かのためになる」返礼品を紹介するプロジェクト「きふと、」の一環

 支援の対象は、強風により甚大な被害を受けた市内の漁協や農園など5件。建物の損壊や長期の停電で設備を維持できなくなり、甚大な被害を受けています。

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停電でプールの温度調整などができず、多くの海産物を失った東安房漁業協同組合
水産会社の与助丸商店でも、停電や燃料不足の影響でイセエビが全滅
暴風でメロンの温室が壊れてしまった安田農園
水産加工業者の利左エ門では、作業場が強風で損壊。現在は規模を縮小して運営しているという
トマトやレインボーカーネーションを栽培している裕成園。来年用のトマト苗を植えようとした矢先に被災し、ビニールハウスを失っている

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