ニュース

これが水彩画の魅力……! 水彩画家による透明水彩で描いた風景画が懐かしさを覚える美しさ

昔の記憶が呼び起こされるような風景画です。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 自然の美しさを温かみと懐かしさを加え描いたような、水彩画家による風景画に驚きと感動の声が寄せられています。水彩画の魅力と面白さを改めて感じる……!

じっくり味わいたい作品です

 投稿されたのは、緑のある岩場や揺らぐ水面、光と風を受けて揺らぐススキといった身近な自然の風景。目に入った瞬間はその写実的な絵に驚きますが、自然を捉えた色使いだけでなく、すがすがしい空気感や、日光を受けた葉やススキの透明感などが見事に表現されており、全体から生き生きとした印象を感じます。この匂いを思い出すような感覚はなんだろう……。

リアルなだけでなく自然の空気感を感じる……

 そんな不思議と懐かしさを覚え、心ひかれる水彩画ですが、ズームしてみるとまた面白く、あるいはなぜ魅力的に感じるのかが少し分かるかもしれません。精密なタッチから、水の存在を感じる色の流れや美しさ、また大胆にも思えるにじみやかすれでも表現されていたりと、水彩画らしさに気付き、それが全体のやさしい雰囲気を生んでいるのかなと、素人ながらに思い再び感動します。特に水面の表現にはビックリ。

advertisement
ズームすると特に面白く、透明感やタッチに感動します
水彩の表現によってどこかファンタジーにさえ感じる美しい風景に

 ちなみに使われているのは透明度の高い「透明水彩絵具」で、子どものころに学校などで使っていた「不透明水彩絵具(またはマット水彩絵具)」とは別物。透明水彩では基本的に白色を使わず、画面(紙)の上で混色し、透明感のある色合いが表現可能な一方、重ね塗りでの修正が難しいため基本的に一発描きで描かれています。

目に映るものが全てキラキラしていた子どもの頃を思い出すよう

 作者は、2008年頃から水彩画作品を中心に発表している、あべとしゆき(@abe_watercolor)さん。国内だけでなく海外の展示会にも出品し、フランスの美術マガジンに表紙&特集で掲載されるなど、海外のファンも多く持つプロの水彩画家です。

あべとしゆきさんのInstagramアカウント
いろんな作品が公開中です

 水彩画の魅力を伝えるべく、6カ月前からTwitterとInstagram(@abe_watercolor)を開設。今回公開された作品には「すごい…」「現実より美しく神秘的」「本物を見てみたい」と水彩画の表現に感動し、興味を持つ人の声が寄せられています。

 横浜高島屋の美術画廊(7階)では、10月9日~15日まで「『水彩 自然を描く』出版記念 あべとしゆき水彩画展」が開催。あべとしゆきさんの作品を実際に見てみたい方はこちらに足を運んでみるといいでしょう。

水彩技法が気になる方も

画像提供:あべとしゆき(@abe_watercolor)さん



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
  2. 「ご覧の通り、ひどい有様です」 ハードオフに1080円で売っていた“信じがたい状態の商品”に「どうして……」
  3. “高2女子”がメンズカットしたら…… 驚きの大変身に「似合いすぎ」「なんやねんこの完璧さ」と反響
  4. 夫に「人を呼べる家にして」と言われ傷ついた妻、片付けのプロに頼み2日後…… 感動の変貌に「泣けました」「プロすごい」
  5. 「これはヤバい」 ハードオフに6万6000円で売っていた“まさかの楽器”に仰天 「安すぎない?!」「家に欲しい」
  6. 大量捕獲! 潮干狩り中、水たまりに手をつっこむとまさかの展開が…… 思わぬ生き物たちの姿に「潮干狩りの固定観念が崩れた」
  7. 1歳娘、パパの“高い高い”にハマる→謎ポーズの「もう1回!」が爆笑の290万再生 「想像してたやつじゃなかった笑」「“無慈悲な太陽”で草」
  8. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  9. 見た目がヤバい“謎の幼虫”をタイムラプスで3週間観察したら…… 目を疑う変貌に「意外すぎる」「感動しました」
  10. 地味な布を使って洋服を作ったら…… “昭和の服”に大化けした完成形に「凄いわ!」「ミラクル起きたよ!!」