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初孫に会いたいのに…… なぜか孫と同じ重さの石を抱かされるおじいちゃんの漫画に超越した何かを感じる

斜め上の配慮だけど、娘さんはあくまで真剣……だと思います。

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 待望の初孫なのに危ないからと抱っこさせてもらえず、代わりに同じ重さの石を渡されてしまうおじいちゃんを描いた漫画が、シュール過ぎて読者の理解が追いつきません。


筋が通っているような通っていないような

 ついに初孫が産まれたおじいちゃん。だっこしても良いか娘に尋ねてみると「まだ首もすわってなくて危ないから、代わりにこの同じ重さの石をだっこしててくれる?」と石を渡されて困惑してしまいます。石……?


娘さんの中では論理的な理由が成立しているようですが、石って……

 1年後、孫の顔が見たいと娘の家に行くと「ちょうど寝たところなの。起こしちゃかわいそうだし、この同じ重さの石見ててくれる?」と言われて少し大きくなった石を見るように言われるのでした。

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 そして3年後も5年後も、孫と同じ重さの石を代わりに持たされるおじいちゃん。さすがに堪忍袋の緒が切れました。


ちょっと大きくなったと認識してしまうのは、やはり孫恋しさか

 孫のゆー君にいつまでも会わせてくれないのは何か恨みでもあるのかと問い詰めると、むしろその逆だと娘さんは言います。仲良くしてほしくて悪印象を与えたくない。そのためなるべくきれいで、人の手が加えられていなくて、それでいてゆー君と同じ重さの石を、苦労して探したそうです。気を遣うところはそこではないと思うよ。


おじいちゃんを思うあまりに、厳選に厳選を重ねて孫の代わりの石を探した……?

 おじいちゃんと娘さんが口論している間に、ゆー君が外出先から帰ってきて、ついに初対面! おじいちゃんに会えた喜びで、ゆー君はおじいちゃんを頭の上まで持ち上げます。「あの石とおんなじ重さだー!」。会えないおじいちゃんの代わりに、部屋には大きな石が……。

 わんぱくに育ったゆー君はおじいちゃんを頭上で振り回しますが、初孫のすることは何でもうれしいのか、まんざらでもない様子のおじいちゃんなのでした……。


そして誰もゆー君の本名を口にしないので、自分の名前を知らないゆー君なのであった……

 孫の代わりに石を渡す娘も、おじいちゃんを頭の上で振り回す孫も、それを喜んでしまうおじいちゃんも、様子がおかしいのは遺伝子のせいでしょうか。漫画には「この発想には勝てない」「何を見せられていたんだろう……」「よく分からないけど嫌いじゃない」など、超越した何かを感じ取った読者からの感想が届いています。

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 作者は漫画家の城戸みつる(@kidomitsuru)さん。ジャンプSQ.11月号から、地球に送り込まれた宇宙人がありえない生命体と遭遇する漫画『カワイスギクライシス』を連載しています。現在『おやすみ睡魔と夜ふかしJK』『ふみんなふみな』などの単行本が発売中です。

画像提供:城戸みつる(@kidomitsuru)さん

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