ニュース
冬の「コミックマーケット97」、リストバンド型参加証の運用が変更 当日販売は1000円に値上げ
夏コミ3日目に発生した大混雑を鑑みての変更。当日購入の場合、入場の順序が遅れる場合もあるとのことです。
advertisement
東京ビッグサイトで12月28日から31日まで開催の、「コミックマーケット97」(C97)におけるリストバンド型参加証の仕様が発表されました。前回(C96)の3日目の入場時に発生した混雑を考慮して運用を一部変更したとのことで、入場時のルールが大きく変わっています。
リストバンド型参加証は、サークルスペースのある西・南展示棟(有明会場)および、更衣室等で利用するTFT会場への入場に必要となります(青海展示棟の企業ブースでは不要)。1日ごとのバラ売りの場合、事前販売価格(一部書店)は550円、当日販売価格は1000円。会場内で翌日以降の分を購入することもできます。
また、12月7日発売の冊子版カタログ(書店販売価格2750円/当日販売価格2200円)には4日分の参加証が付属。ただし、12月14日発売のDVD-ROM版カタログ(書店販売価格2500円)には付属しません。
advertisement
C96のときと比べると、参加証4日分の価格は200円程度の値上げ。バラ売り価格については、事前販売分が540円から550円への、消費税増税分相当の値上げに留まったのに対し、当日分は500円から1000円へ倍増しています。
そして、事前購入者と当日購入者で入場列は分けられることになりました。当日分の販売所は一般入場待機列から離れた場所に設置され、当日購入者は入場順が遅くなる場合もあるとのこと。グループで来場した人たちが参加証の有無で別々に誘導されるケースなども考慮して、運営は事前購入を強く推奨しています。
価格は全て税込
関連記事
夏の「コミックマーケット96」から有料の“リストバンド型参加証”導入 4日間で2000円、1日毎のバラ売りは500円
全部で4色。コミケ準備会が謝罪 「長時間の待機で5人救急搬送」「並んでいるのに入場規制解除」に批判
熱中症で倒れる人が出た状況や、あとから来た人が先に入場できるようになっていたことが批判されていました。コミックマーケット96、4日目の来場者数は20万人 初の4日間開催で合計73万人が来場
史上初の4日間開催。コミケ、2019年開催のC96・97を有料化 4日間2会場で経費増
有料のリストバンドによる参加者の識別を予定しています。五輪で東京ビッグサイトが使用できない問題 1年ぶりに計画見直されるも大規模イベントの開催は困難
問題に詳しい同人印刷会社「栄光」の社長にも取材しました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.