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小顔が際立ちすぎぃ! 北川景子、映画「ファーストラヴ」で30センチ以上カットした大胆イメチェンが変わらぬ美しさ(2/2 ページ)

北川さん「別人になれた気がします」。

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北川景子さん

 この度、映画 『ファーストラヴ』で主人公の真壁由紀役を演じることとなりました。
 由紀は公認心理師として活躍し、幸せな家庭を築いている、とても恵まれた女性ですが、ある日女子大生・聖山環菜が起こした父親殺害事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼されたことをきっかけに事件に、環菜に、翻弄されていきます。
 次第に環菜と自分の過去が重なっていく。少しずつ事件に侵食されていき、押し殺していた気持ちが蘇り、本当の自分と向き合わなくてはならなくなる。築き上げてきた現在の生活が崩れてゆく。
 その様子を丁寧に演じたいと思います。
 なぜ環菜は父親を殺さなくてはならなかったのか。タイトルの『ファーストラヴ』の意味とは何なのか。
 ずっと考えながら撮影しています。
 この度このファーストラヴのお話をいただき、島本さんの素晴らしい原作の映画化に携われること、堤監督とご一緒できること、主演できること、全てがとてもうれしかったです。原作・脚本を読みながらも胸が苦しかったのですが、今だからこそやるべき作品だと思いました。
 人は皆、大なり小なりそれぞれが問題を抱えていたり、心に傷を負っているものですが、それがいつの日か救われたり、乗り越えられる日が来るのかもしれないと思わせてくれました。そして胸がえぐられるような場面もあるのにもかかわらず、原作を読み終えたとき、心の澱を洗い流せたような、清々しく前を向けたような気持ちになりました。
 私はあの気持ちが忘れられなくて、映画をご覧になる方々にも同じ思いになっていただける作品にしたいです。
 初めてご一緒する堤監督はずっとご一緒したかった方。お声をかけていただき本当にうれしかったです。堤監督はいつも明るく、的確に導いてくださいます。
 監督は昨日撮った映像を次の日に見せてくださったり、時代はこんなにも進んでいるのか、と感じました! 繊細な作品ですが堤組の現場がカラっとした雰囲気なのでとても助けていただいています。
 これから撮影は後半戦に入りますが、監督と組のスタッフの皆さまを信じて感情を出し切れるよう頑張ります。
 ミステリーの中にも人々の愛情やドラマが織り込まれた、新しいエンターテインメント作品になると思います。

堤幸彦さん(監督)

 原作を読んだとき細やかに描かれた作中の人びとの葛藤と『救い』を、映像作品にすることが私の力量で可能なのかかなり思い悩んだ。しかし奇跡的なキャスティングと的を射る脚本、気心知れたスタッフによってそれは“目に見えるシーン”となっている! そして私が挑んだことのない領域に日々押し上げられている! 毎日モニターとにらめっこして、立ち止まり悩みながらなのだが、なんともそれは幸福な仕事なのだ。その成果を一日も早く皆さまに届けたい。ご期待ください!

島本理生さん(原作者)

 10代の頃から夢中になって見ていた堤幸彦監督の作品に、自分の小説が加わることをうれしく思います。
 主演の北川景子さんをはじめとしたキャストの方達が、娘の父親殺しという事件を通して、家族問題や恋愛の深い闇をどう解明していくのか。原作は決して明るい題材ではないですが、その色を塗り替えるような豪華なキャスティングに、どんな化学変化が起きるのだろうかと今から非常に楽しみです。
 秘密を抱えた登場人物たちの横顔が、エンドロールの後も焼きついて残るような映画になることを期待しています。

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二宮直彦(プロデューサー)

 「動機はそちらで見つけてください」
 父親を刺殺した女子大生が言い放った扇情的な言葉から始まる物語の導入とは裏腹に、〈ファーストラヴ〉と題された理由、それは島本理生さんのとても繊細な筆致でつづられ、ラストにその意味が明らかになる。
 心理サスペンスでありながらその裏にある隠されたドラマが重層的に絡む本作を当代きってのエンターテイナーである堤幸彦監督にメガホンを取っていただき、主演に北川景子さんをお迎えして、この上ないチームが実現しました!
 北川さんは事件の真相を探りながら自身の過去と向き合うという難役を、『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスターや『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンといった映画史に残る女優たちが見せた知性、野心、繊細さに迫った女優魂で臨んでいただきスタッフ一同圧倒される撮影の日々です。
 張り詰めた緊張感の先に最後は清涼感を与える新しいエンターテインメント作品になると確信しております。
 どうかご期待ください。

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