レビュー

阿部寛「まだ結婚できない男」7話 有希江のカフェを守った桑野さん、ついに恋愛モード始動か?(1/2 ページ)

北村一輝経営のカレー屋登場。

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 北村一輝のカレー屋が登場し、桑野信介(阿部寛)の恋愛観も明かされた。「まだ結婚できない男」(フジテレビ系・火曜21時~)第7話。

桑野と有希江(稲森いずみ)急接近か? イラスト/北村ヂン

「テルマエ・ロマエ」コンビ登場を期待したが……

 建築家・桑野の元に店舗デザインのオファーが入る。

 「人が暮らす建物をつくることが好きなんだ。商売をする場所に興味なんかない」という桑野は断ろうとするが、「報酬が相当いい」という話につられて話を聞きに行くことに。

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 桑野さん、金よりもポリシーを優先するタイプだと思っていたので意外。事務所にあれだけ人を雇っていると、経営者として資金繰りも考えなくてはいけないのだろうか。

 依頼主の大島(岡部たかし)は、桑野のデザインに惚れ込んでいて「大人の男女が集う洗練されたレストランバー」を作りたいと熱く語る。採算度外視で、椅子やテーブルなどの調度品はイタリアのブランド「B&B Italia」で揃えたいという話を聞き、乗り気になった桑野は早速デザインに取りかかる。

 「お忍びカップルが盛り上がる個室」の参考にと、なぜか大人のレストランバーのイメージとはかけ離れたカレー屋を訪れていたが、実はアレ、北村一輝が経営する実在の店「大阪マドラスカレー・赤坂店」。北村一輝本人の出演があれば「テルマエ・ロマエ」のコンビ登場! となったのだが、出演はなし。

 しかし、カーテンで仕切られただけのあの空間が「個室」と呼べるのだろうか!?

「テルマエ・ロマエ」(DVD)2012年/東宝

有希江のカフェか、「相当いい報酬」か!?

 店舗デザインにノリノリになっていた桑野だが、大島が「他の店舗が営業中だが、根本的につくり替えるつもり」と語っていた出店予定地は、田中有希江(稲森いずみ)が店長をつとめるカフェだった。

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 有希江は、ビルの社長からカフェの経営権を譲ってもらえる予定だったのに、大島の横槍が入ったため、急転直下、契約解除という話が出ているようだ。ここで店を続けたいと考える有希江は、弁護士の吉山まどか(吉田羊)に相談する。

 いつも自己主張が強く、いらんことまで言い出す桑野ではあるが、今回はさすがに気まずい様子。フォローしようと、激レアのお菓子「ドンサック・カレー味」を持ってカフェを訪れるが、有希江を追い出して作ろうとしている店の設計を担当しているとは言い出せないでいた。

 前回も登場していたこの「ドンサック」。「ドンタコス」もしくは「オー・ザック」のパロディかと思っていたけど、

★もともとは全国で売られていたものの、今では関西の一部でしか取り扱いがない。

★カレー味は生産量が少なくて特に希少価値が高い

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 という情報から考えるに、元ネタは「カール」なんでしょうな。東日本での販売を終了して随分経つ「カール」……。確かに貴重だけど、店を追い出される追い出されないの問題をスナック一袋でフォローしようとするのは無理がある。

 有希江への罪悪感で悩む桑野へ、依頼主の大島から「ギャランティーは5割増しでお支払いします」との申し出が。ただし、そのうち3割を大島へキックバックするのが条件だという。

 結局、大島が常態的にリベートを要求し、私的に流用していることを突き止めた桑野は、この背任行為を会社にリーク。出店計画を潰して、有希江のカフェを守ることに成功した。

カフェ騒動の裏で、事務所の後輩、英治の結婚話が具体化していく イラスト/北村ヂン
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