レビュー

桐谷健太と横浜流星の王道ホームドラマで視聴率復活「4分間のマリーゴールド」 ドラマオリジナル路線がピタリとハマった7話(2/2 ページ)

「グランメゾン東京」かと思った!

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7話は番外編?

 最初に「王道のホームドラマ」と書いたが、今回のようなテーマはこれまでホームドラマで何度も繰り返し描かれてきたものだ。

 「4分間のマリーゴールド」は短い原作を脚色するにあたって「ホームドラマ化」の道を選んだようだが、みことの特殊な能力も傷病者の死も沙羅の運命もほとんど登場しない番外編のような7話で初めてその試みが上手く行ったように感じる。

 親代わりで激しやすい長兄・桐谷健太、意志を静かに秘めた末弟・横浜流星、優しく見守りながらアドバイスをする次男・福士蒼汰という構図もハマっていた。このキャストで普通にホームドラマをやってくれれば、もっと視聴率も上がったかもしれない。

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 しかし、そうは問屋がおろさない。ラストシーンで沙羅がぶっ倒れる。8話はどうなる? 今夜10時から。

大山くまお

ライター。「文春野球ペナントレース2019」中日ドラゴンズ監督。企画・執筆した『ドアラドリル』シリーズ発売中。

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