「春はあけぼの 起こしにくるのは困るけど可愛いから許してしまう」 漫画「枕草子な猫」が猫あるあるいっぱい(1/2 ページ)
いつの時代も猫はかわいい。
「春はあけぼの 起こしにくるのは困るけど可愛いから許してしまう」という“猫あるある”な場面で始まる漫画「枕草子な猫」がTwitterで話題になっています。
『枕草子な猫』は清少納言の随筆『枕草子』に猫ちゃんをからめた4コマ漫画。清少納言と思われる着物姿の女性とハチワレの猫ちゃんが登場します。
1コマ目は猫ちゃんが女性を起こしにくるシーン。張り切ってやってくる猫ちゃんの姿に、目覚めた女性もうれしそうです。
2コマ目の猫ちゃんは猫じゃらしで遊ぶ姿。「夏は夜 ちょっと涼しくなって元気に遊ぶ姿は目がまんまるになっているし可愛い」という言葉が添えてあります。
秋の猫ちゃんはいやしの存在。涙ぐむ女性と着物の裾を味わう猫ちゃんの横に「秋は夕暮れ 物悲しい気持ちも猫をみていたらいつのまにか忘れてしまう」と書いてあります。
冬になると距離が近くなる猫ちゃん。「冬はつとめて 寒くなってぴったりくっついてくる姿はとても愛しい」という言葉の通り、ぬくもりを求めて寄り添ってくれます。
この漫画を投稿したのは『ねこようかい』や『悪の秘密結社ネコ』を描いている漫画家のpandania(ぱんだにあ/@pandania0)さん。
リプライ欄には「猫は存在自体がいやし」「いつの時代のいつの季節も猫はかわいい」「清少納言さんも猫も幸せそうで何より」といったコメントが寄せられています。
pandaniaさんは他にも「#猫の昔話」シリーズを投稿。2020年1月31日にはそれらをまとめた書籍『ねこむかしばなし』が発売予定です。「北風と太陽」や「王様の耳はロバの耳」など、Twitterに未掲載の新作70話を含む“昔話”が絵本のような雰囲気で楽しめます。
北風と太陽と猫
王様の耳は猫の耳
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