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「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得」 競泳・池江璃花子が退院報告、新たな目標明かす

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 2月から病気療養している競泳女子・池江璃花子さんが12月17日、公式サイトやSNSを通じて病院を退院したことを報告。直筆のメッセージで入院中の心境と、2024年のパリ五輪出場&メダル獲得を目標にしていく考えをつづっています。おめでとぉぉぉ!


退院を報告する池江さんの直筆メッセージ(画像は池江璃花子オフィシャルサイトから)

 オーストラリア合宿から緊急帰国し、急性リンパ性白血病の診断結果が出たことを報告したのが2月12日(関連記事)。4月に行われた日本選手権の出場を見合わせ治療に専念する考えを示してから約10カ月、晴れて退院した池江さんは直筆メッセージで、病床に寄せられた励ましのメッセージを見てつらく長い日々を乗り越えられたとお礼とともに報告しています。

 オリンピック目前で病気により離脱したことで「失ったものが多いのでは」という声には、「私は病気になったからこそ分かること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんありました」とし、続けて「自分の気持ちをしっかり持たないといけないんだと思い治療に励みました」とこの10カ月を回顧しました。

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8月には念願のディズニーランドを楽しむ姿も(画像は池江璃花子Instagramから)

 そして、今後の競技活動についても言及。通院による治療を継続しながら、当面は陸上でのトレーニングを中心とした体力づくりを行う予定で、プールでの水中トレーニングを行う時期は未定。しかし、「2024年のパリ五輪出場、メダル獲得という目標で頑張っていきたい」と標準を合せ直していく考えをはっきりと示しました。

 公式サイトによると、治療の過程では化学療法も行ったものの、合併症を併発し化学療法の継続が困難となったため、造血幹細胞の移植を受けたとのこと。その後、寛解状態を維持し体調も安定したため退院に至ったと説明しています。

 苦難を越えて、再びオリンピックを目指す考えをつづった池江さんにはファンから退院を祝う声はもちろん、「素敵なXmasとお正月を迎えてくださいね」「焦らず急がず頑張ってください」「結果が全ての世界かも知れませんが、応援する側は『過程』もしっかり見ます。前へ前へ進んで下さい」など闘病をいたわりつつ、今後の活躍を願う声が多くあがっています。

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