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全51話一挙放送直前「ルパパト振り返り座談会」! スーパー戦隊になじみのない人がハマった「ルパパト」の魅力とは?(2/3 ページ)

一挙放送は「ルパパト」にハマる大チャンス。

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――お2人ともそれぞれのタイミングで「ルパパト」と出会ったわけですが、明確に「この作品好きだな」と思ったのはいつでしょうか。

ぽさん:昨日、この対談のために自分のTwitterのログを見ていたんですが、私、1話を見た時点で「どぅーかわいいし、みんなキャラ立ってるし、圧倒的に強いし、すぐバク転するし、すぐ爆破するしサイコー」って書いていました。

――1話からかなり引き込まれていたんですね。「爆破」はハイローとも通じていますが、そこもツボに入ったんでしょうか。

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ぽさん:そうですね、完全に。あとはストーリーがずーっと面白いと思っていて。こんなに、大人が見ても面白いんだ、と。そんな中で、明確に「朝加圭一郎がヤバいな」と思い始めたのは毒の回(#15「警察官の仕事」)です。こんなに色っぽくて大丈夫なの?? 全然そんな目で見てなかったのに……と。みんな大好き箱推しだったのに、「朝加圭一郎……トゥンク……ポワ///」みたいな。


座談会のために持ち寄られた「ルパパト」グッズ

ちろさん:私が見始めた時には、もう見ている人の中で朝加圭一郎が「みんなの朝加圭一郎」として愛されるようになっていた気がします。ぽさんが今言った、毒でも突っ込んでいく回とか、片思いされてる女の子を振っちゃう回とか(#17「秘めた想い」)がすごかったし。

 あとは、透真(宵町透真、ルパンブルー)と咲也(陽川咲也、パトレン2号)が活躍するルパパト屈指のギャグ回「言いなりダンシング(#27)」もお気に入りです(笑)。もともと『ピューっと吹く! ジャガー』『ギャグ漫画日和』『太臓もて王サーガ』とかのギャグ漫画が好きなので、そのツボにはまりました。でも、やっぱり私がすごいと思ったのは「ふたりは旅行中(#30)」かな。あれを見て、「なにこれ……!?」と。

ぽさん:あの回、次の日会社で「昨日見ました!?」みたいになりました。

――完全にテンションが小学生の頃にポケモン見たときと一緒だ! 確かに、あの話は次回予告の時点でTwitterにいる大人がとても盛り上がっていた記憶があります。では、全体で1番好きだった話は何でしょうか?

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ぽさん:強制帰宅ビームの回(#37「君が帰る場所」)ですかね。

ちろさん:あーーーー!!!!

ぽさん:ちょいちょいシリアスなシーンが挟まるルパパト、それまでは子どもにもわかりやすいニュアンスで兄を失った悲しみとかを描いていたけど、37話は、魁利(夜野魁利、ルパンレッド)がジュレ(ルパンレンジャーの3人が営むレストラン)のことを自分の家だと思っていないということの伝え方が婉曲表現ですごかった。

ちろさん:あれ、ちょっと笑える話なのに、めちゃくちゃ悲しいですもんね。

――確かに、あの回から本編の物語が一気に展開していった感じがしましたね。

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ちろさん:あと、最後まで大人がドキドキして見られたのは、やっぱり相対するルパンレッドとパトレン1号というダブルレッドの関係があったからだと思います。陰と陽の関係ってやっぱりハマるじゃん。

ぽさん:陰と陽は、宇宙だから。古(いにしえ)からの……。

ちろさん:快盗は警察に正体を明かしていないし、その関係性が最後どうなるのか、って追いかけざるを得なかった。

――ルパパトを最初から見ていた大人って、「VSって言っても、全部で約50話あるから、まぁ折り返し地点の25話くらいでお互いの正体を明かすんじゃないの?」と予想していた人が多いと思うんですが、実際はVSの関係性を最後まで丁寧に描いてくれていました。

ぽさん:警察が途中で快盗の正体を知ってしまったら、がっつり協力をする関係になっていたと思うけど、あえて正体を知らないまま協力せざるを得ないという関係性が良かったです。

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――協力というより共闘でしたよね。2つの戦隊が強大な敵に立ち向かう、#42「決戦の時」などは見ていて自然に涙しました。大人に人気が高いと言われるスーパー戦隊作品でも、これは子ども向けだな……と感じる回があったりするものなんですが、ルパパトは毎週子どもと同じテンションで楽しみにできたと感じています。

ぽさん:1回もダレなかったですよね。私、日曜日の朝って夢見が悪いことが多いというか、起きた瞬間からすごくテンションが低いことがあるんですけど。そんな時に「今日はルパパトじゃん!」と思ってルパパトを見ると、1日元気に過ごせたなぁ……。

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