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全51話一挙放送直前「ルパパト振り返り座談会」! スーパー戦隊になじみのない人がハマった「ルパパト」の魅力とは?(1/3 ページ)

一挙放送は「ルパパト」にハマる大チャンス。

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 2020年1月1日にテレ朝チャンネル1で全51話の一挙放送が決まった「快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊パトレンジャー」。スーパー戦隊シリーズで初めて優秀テレビ番組を表彰する「ギャラクシー賞」を受賞したこの作品は、普段スーパー戦隊シリーズを見ていない大人をも「ルパパト沼」に引きずり込みました。

 一挙放送を前に、「ルパパト」の魅力をもっと知ってもらいたい! と、「スーパー戦隊にあまりなじみがなかったのにルパパトに突然ハマった」という2人の女性に話を聞きました。

ルパパト座談会
座談会に参加してくれた、ちろさん(左)とぽさん(右)

快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊パトレンジャー:2018年2月から2019年2月まで放映された、第42作目のスーパー戦隊シリーズ。異世界犯罪者集団・ギャングラーに奪われた不思議な力を持つ宝物「ルパンコレクション」をめぐって、快盗戦隊と警察戦隊の2つの戦隊がそれぞれの正義や目的を胸に戦いを繰り広げるストーリー。戦隊同士のVS関係や、ルパンレッドとパトレン1号の「ダブルレッド」によって描きだされる人間ドラマが話題となった。


※注・完結済みのテレビ番組を題材にした座談会のため、内容に多少のネタバレを含みます。

――今日は、他ジャンルにいた大人がハマったルパパトの魅力について伺いたいと思っています。まずは自己紹介をお願いします。

ぽさん:ぽです。もともとはビジュアル系が好きだったのですが、HiGH & LOW(ハイロー)がきっかけでLDHにハマり、最近はLDHの現場にいます。ルパパトにハマったきっかけはバンギャルの友達に借りて見たリリウム(舞台「LILIUMーリリウム 少女純潔歌劇ー」)でどぅー(工藤遥さん、ルパンイエロー役)を認識して、どぅーが出ているなら……と見始めました。ハイローファンの人もニチアサ好きな人が多くて、前から気になっていたというのも大きかったですね。

ちろさん:ちろです。私はずっとゆるくバンギャルで、でも、子どもの頃からゴジラとかウルトラマンとかの特撮が好きで。でも、スーパー戦隊は見たことがなかったんです。ルパパトを見るきっかけになったのは、大好きな漫画・ミスフル(Mr.FULLSWING)の鈴木信也先生が朝加圭一郎(パトレン1号)のイラストをTwitterにアップしていたことで、そこから放送を見始めました。

――ということは、ちろさんは、放送の途中から見始めたんですね。ぽさんは1話からリアルタイムで追いかけていたんですか?

ぽさん:そうですね。特撮自体を見るのが小学生ぶりで。自分が見ていた「ジュウレンジャー」とかは好きでしたが、大人になってからは初めて見る特撮作品でした。でも、見始めたらオープニングの曲(ルパンレンジャーVSパトレンジャー)がもうめちゃくちゃカッコよくて。ルパパトって、曲から始まる作品だと思っているんですけど、出だしの「パーパラパーパパパー」からもう良いじゃないですか。VSものっていう緊張感が最初から感じられたのにもしびれました。

――ルパパトは、快盗戦隊と警察戦隊の2つの戦隊が拮抗するスーパー戦隊シリーズ初のVSものですが、オープニング曲には「警察」と「快盗」どちらものカッコよさが詰まっていますよね。ちろさんはどうでしょうか?

ちろさん:私は、完全に鈴木先生のツイートがきっかけだったので、後で追いかけましたが、最初は15話くらい見ていなくて。そんな状態でも見始めたのは、新しいものにハマりたい気持ちがあったのと、周りの人の面白いよ、という声が聞こえていたのが大きかったかな。

ぽさん:自分が沼にハマる体勢ができている時ってあるよね。もう水着になっているみたいな。これからプールに入ります! みたいな気持ちというか……。

ちろさん:そうなんです。完全にその状態で、そのプールの水がめちゃくちゃ汚いとか臭いとかじゃない限りつかり続けよう、みたいな(笑)。でも、特撮が好きで、同じ特撮でもニチアサの作品を見たことがなかったから、どう思うかな……という心配は少しありましたね。

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