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未成年のキャラを“親目線”で見てしまうオタクな母の漫画に共感の声 「14歳で世界のために戦うのは荷が重い」

親になると、ヒーローもので子どもが危険な目に遭うシーンが怖くなったりしますからね。

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 子どもができて以来、未成年のキャラクターを親目線で見てしまう――。オタクな親の思いを描いた漫画が共感を呼んでいます。若者が過酷な運命にさらされていると、物語への興味よりも「心配」が勝っちゃう……。

確かに、14歳の肩に「世界」は重すぎる

 作者の“ふるえるとり”(@torikaworks)さんは2児の母。出産以来、漫画に未成年の子が出てくると「食べ盛りじゃん!!」「たくさんおいしいもの食べさせたい」「あったかいおふとんで寝て……健やかに育つといい」などと、子どもを守りたい心ばかり働くようになったといいます。

 14歳が世界のために戦う話を読めば、「荷が重すぎる……!!! 危ないよ」「まわりの大人は何してるの?」とハラハラし通し。ある意味無粋な心配かもしれませんが、作中の人物の運命を人ごとに思えず、我が子のように見て感情移入する気持ちも、また大切なように思われます。

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 ふるえるとりさんは「大人と学生の恋」を描いた作品についても、同様に漫画でコメント。子どものころは「大人ってカッコイイ」と思っていた関係性が、現在は不安にしか見えなくなったそうです。最後の「本当にステキな大人は子どもに手を出さないよ」は至言。

 漫画は性別などを問わず、広い層に刺さった様子。「母親になってから、10代に大きな責任を負わせる描写がつらい。まどマギのキュゥべえ許すまじ」「トトロのサツキちゃんに『もっと子どもでいいんだよ……!』って言いたくなる」「エヴァを今になって見ると、シンジくんのまわりの大人がやばいってよく分かる」など、みなさんさまざまな作品を例に挙げて感想を述べています。

作者は育児エッセイ漫画『母ちゃんだってほめられたい』を著しています
画像提供:ふるえるとり(@torikaworks)さん

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